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絵を観に行く

昨日は、
詩の先生こと祥子先生と、
川柳の大先輩ことまりさんといっしょに、
お知り合いの絵がギャラリーで個展を開かれているというので、
ご一緒させてもらえることに。
正直ギャラリーと聞くとどんな格好でいけばいいのやら、、、
と思ったのですが、
この間東京でお姉さんに太鼓判を押してもらいました紺のスカートと、
白いブラウス、青いカメオのブローチで向かうことに。

私と、祥子先生を拾ってもらい、
いざギャラリー『雨久花』へ。

入り口すぐのところに、
草に紛れるように置かれている看板。
この入り口の暖簾も、布自体良い感じの風合いでした。
駐車場もしっかりあります
大きな道路から曲がるところも分かりやすい


入ってすぐのテーブル。
苔玉はまた別の方の作品だそう。
すでに二枚売約済のまりさんは、これもとっても欲しそうでした。
砂時計のようなものが素敵。
そしてこの後寄った喫茶店で、これと本当に同じ砂時計に再会するという奇跡。
描く方が、「私は物語を絵にしているだけ」とおっしゃっていましたが、
本当に一枚一枚にお話が聞こえてきそうな絵でした。
私はこの絵が特に好きでした!
詩もこの絵の前で書きました。
これは童話にできそう。
というか、それっぽい詩を書きました。
ギャラリーの壁、作品のタイトルの文字に至るまで、
とても気持ちのおちつくものにです。
この絵でも詩を書きました。
双子星の昔話を思い出しました。
これが一番大きな絵だったのではないかと思います。
この絵の女の子が、まりさんの顔に似ていると話題に。たしかに。
緑と、漆喰?の白、そして絵のバランスが癒し効果さえ出してくれてました。
入ってすぐの空間と一段上がって繋がっているお部屋。
外の緑が眺められます。
気を抜くと見逃すぞ、という感じで、
ちょこりちょこりと絵があります。
額装もみんなこだわられていて見ていていつまでも発見があります。
色も、これ、という決まったものは無く、
ただ、月がたくさん出てくるのが好きです。
なんとなく長男を思い出した絵。
これは自分が重なった絵
隣の部屋から入口の空間を撮りました。
ガジュマルの苔玉!
床に埋め込まれた石?も模様もかわいい。

一時間くらい絵描きの方とのお喋りをし、
丁度居合わせていた、
次にここで個展をするお嬢さんともお顔を合わせました。
とっても芯のやわらかでしっかりとありそうな方で、
是非彼女の個展にも来たい!!
と思いました。

さらに一段上がった場所で、
お茶を少し頂けたのですが、
置かれている椅子も全部こだわって選んでこられていて、
仲でもつやつやの深くてやさしい茶色のベンチが私はかなり好きな場所になりました。
また座りたい。
というか、こんなベンチ家に欲しい。
(でも置くところはない)
(いっそベッドを犠牲にして、床に寝るようにしてでも、、、)


ギャラリーを出ましたら、
お茶をしましょう、とギャラリーの店主さんおすすめの喫茶店を教えてもらいました。
その名は『慈雨』。
柳の揺れる、一見喫茶店とは分からない建物。
でも中は美術品と、本と、うつくしい椅子とテーブル、そして芳しいコーヒーの香りでいっぱいで、こちらも最高に素敵な場所でした。

あまりに素敵な空間で、
お客さんが出ては入り、の入れ替わりもまるで魔法のように順調で、
写真をとって他の人の邪魔をしてはいけない、、、と
店内の写真は止めておきました。

もし外観を見て「あ!」と思った方は是非。
レジ横の夜に沈むような空に見える絵と、
奥に飾られた深海のような青い絵がとても好きでした。

ここもまた行きたい!!

そんな充実した一日でした。

ちなみにこちらが、次の個展をされるお嬢さんの絵です。
葉書きでもとっても漲っている生を感じます。
楽しみ!

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