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maikakashi
「瞠目」(詩)
全ては影響のもとでのこと
私の体が動くのも
明るくある夜
求めたものが
明日にあるとは
限らない
遠い過去と はるかな未来は
どちらがよりちかしいものか
体はよく分かっているから
大きな波が膝を砕くとき
それほど躊躇いはしない
ただみひらく目
ひろがるものが埋めつくす
絶望でさえ もう 絶対にはなれない
小さなわたしの目は
震えるしかなかった
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