「貝殻」(詩)
あなたを巻き込む糸
どうしようもなくて
手が手繰る
やさしい咳を撫でる
どこにもいかないで
どこにでも居て
あなたに続く
貝殻の道
外側の淵を外して 白を行く
たましいの向こうに
差した影を踏んだ
あがる悲鳴を私は肺に詰め込む
私が私のまま
手が冷たい
私は私のまま
なぞる名前を取り違えて
ただ入れるものだけの透明に かえりたい
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あなたを巻き込む糸
どうしようもなくて
手が手繰る
やさしい咳を撫でる
どこにもいかないで
どこにでも居て
あなたに続く
貝殻の道
外側の淵を外して 白を行く
たましいの向こうに
差した影を踏んだ
あがる悲鳴を私は肺に詰め込む
私が私のまま
手が冷たい
私は私のまま
なぞる名前を取り違えて
ただ入れるものだけの透明に かえりたい
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