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朝のわざとらしいしょんぼり感の次男と、はじめての詩

そうくるかもしれない、、、
と思っていたけれど、やっぱり次男が
「喉がいたい、、、」
と分かりやすくしょんぼりして言ってきた。

どうしよう。
今日は絵本カフェくうねるんでの源氏物語の会に行く予定だったのに。

__なんて頭に過る私は薄情なんだろうなぁ、と思う。

思ったので_
「今日実装されるゲームの追加コンテンツ遊べないけど、
いいなら休んでいいよ」
と言った。
よく分からないけれど、
ゲームで楽しみにしていることがあると
昨日嬉々として話していた。
「兄ちゃんが遊んでる横で、
遊べないけどいいの?」
「いい」
「じゃあ、休みで」
ということで、今日も次男は休みになった。

すこし喉が痛そうではある。
でもご飯をしっかり食べていたから、
まあ心配はしていない。
それでもさすがに出かけるのは駄目だろうなと、
連絡をした。
本当に残念。
でも仕方ない。

昨日の夜は、
というか昼過ぎにはすでに元気そうにしていて、
明日は行けるんじゃないかなと思っていたけれど。
宿題もやっていたし。
そういう意味では本人でも行く気があったのかもしれないし。

宿題をしながら、
そういえば、という風に次男が
「僕、先生に詩を褒められたよ」
と言った。
「え。見せて見せて」
と一気にテンションをあげる私に、
ちょっとそわそわしながら
「いいよ。でも、上手なのか分からないよ」
「そんなのどっちでもいいよ」
「先生は、すごくいいですねって言って、
はじめてAAを貰ったの。はじめてのAAは理科か社会でもらうと思ってたから、まさか国語でもらうとは」
次男はちょっと平仮名さえ書くのが苦手に感じるくらいの、
国語が苦手なひと。
それが一番いい評価をもらえるなんて、と。

読ませてもらったら、
私もいい詩だと思ったので、
次男にnoteに載せていいと了解を得て載せておきます。

『せなかを風がおしてくる』

せなかを風がおしてくる
あるくぼくらをおしてくる

かえるぼくらをおしてくる
さようならというように

ぼくらのせなかをおしてくる

「教科書にあった『夕日がせなかをおしてくる』みたいに書いてみたの」
と言っていたけれど、
雰囲気がけっこう違っていて、
これはきちんと次男の詩になっていると思う。

はじめて次男の中に自分の血が流れているのを感じた瞬間、、、笑


家事がひと段落つき、
そうっとドアをスライドさせて子供部屋をのぞくと、
どうやらこっそりと携帯を触っている次男を発見。
ぎろりとにらみをきかせると、
「しまった、、、」という顔。
(我が家は一日30分だけYouTubeをみていいという約束で、
見るときは母に了解をとる約束です)

昼ごはんにうどんよりもスパゲティを選んだ次男は、
明日は絶対学校に行く、と約束した。
まったくもう。

明日は静かないい午後になりますように、と思っている。



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