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ひとり反省会はやめてしまおう

昨日、
絵本カフェの『くうねるん』さんに“お布施で全国を巡っている祥敬さん”がやってくるよ!お話聞いたり、お喋りしよう!というイベントが開催され、
めっちゃ楽しそう、と思った私は張り切って出かけて行ったのでした。

祥敬さんは、
本当に文章から受ける印象に近いひとだな、と。
真面目すぎるから、楽に自力で浮き上がる。
朗らかで、でも静かな目をした人でした。
(お話も面白かったです)

集まった人たちも、
『くうねるん』の店主さんのお友達や、
祥敬さんとの繋がりがある人たちで、
みなさんとお喋りするのもとても楽しかったです。

店主の“こっこさん”(どうしてかははっきりしないけれど、
昔からの愛称なんだとか。かわいい音なので、私もそっと呼びたい、、、)
が火鉢でお餅を焼いてくれたり、
夜はバーになるのでお酒を飲んだり
(私は自転車だったので、みなさんのグラスに満たされるお酒のきれいな色を楽しみました)
楽しいことの詰め合わせのようなイベントでした。

手作りのテーブルの真ん中には銅が貼られていて、
火鉢が陣取っています。お餅を焼いてくれました。
夜はお酒が呑めます(๑>◡<๑)
業務用冷蔵庫かな、と思いきや
開きます!
一人か二人が向かい合って座れるのかなぁ。
秘密基地感がすごいです!

楽しくて、つい時間を忘れ、けっこう遅くまでお邪魔していました。
先に席をたつのが残念でしたが、
みなさんに挨拶をして、自転車にまたがり、いざ遠い我が家へ。

帰り道、私は来たときと同じ道を選択したはずなのに、
何故か池のや木々の生い茂っている道ではなく、
人通りの多い道で案内されました。
え?AIって、こんなところまで来てるの?
夜だから町中通れよってこと?
なんて思いつつ、
駅前の飲み屋さんのつらなる道を走り抜けました。
ああ、懐かしい。
二十歳を過ぎてすぐの頃の、私の息をしていた空気は、たしかにこんな匂いをしていた。
理由を知らないように騒いで、
すこし寂しくて、
そんなことは感知しませんよー、と宣言するようにみんな笑顔を浮かべている。
自転車に乗ったまま、
ちょっとしたタイムスリップをしたみたいな気持ちになりました。


そして今日も、
私は夜にお出掛けでした。
今夜のは、
近くのお店『ぐりーんふぁーむ稲美』でのブックトークというイベントへ。
いつも楽しいことを分けてくれるカイさんが、
お店番をしているお店での本が好きなひとがあつまって、
なんだか本の話とかしつつ、
おいしいコーヒーでも飲もうよ、
という感じのイベントでした。
初開催だったので、まだどんなことが行われるのか決まり切っていなくて、
その分本の話ではないこともどんどん話ていける感じでした。
そこで私は、まさかのイライジャ君のファンの方と出会い、
さらに映画の話でも盛り上がり、
なんだか好きなものかぶりますね!とFacebookで繋がるという展開がありました。
まさかすぎて気持ちが追いつかないくらい嬉しかったです。

こちらのイベントは二時間を少し回って終了。
ありがとうございました、で解散しました。

やはり今日も家へと自転車を漕ぎながら、
私は頭の中で
「ああ、昨日に引き続き、楽しくてたくさん喋ってしまった、、、」
と俯きそうになりました。

人に会うのは楽しい。
人と話をするのも楽しい。
でも、私は楽しくて一方的に話過ぎているのではないか。
みんなやさしくて止められなかったのではないか。
もっと他の話をしたかったのではないか、、、、
と考え出すとぐるぐるし出すやつが、大きな音でノックしました。

でも昨日私はそのノックに
「いや、そうかもしれないけれど、
もう分からないしな!
それで相手がもう私に会いたくないと思ったら会わないし、
それでも会ってまた話をしてくれたら、
嫌だったことが聞けて、そこから関係を築けるかもしれない。
まだ分からない。
まだ反省にならない。
私は話をして、聞いて、楽しかった、それがただ事実だ」
とノックに返事をし、
今夜も同じようにして“ひとり反省会”を打ち切りました。
だって、本当のところは分からない。
これからの関係は分からない。
でも、私に大切にしたい、親しくなりたい、そういう気持ちがあれば
無茶苦茶に悪い方へは進まないのではないかな、と思う。
思いたい。

だから、ひとり反省会はやめることにしました。
そんな夜遊び二連ちゃんでした。

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