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酒飲みにはたまらない!テキーラ飲み放題のイスラムヘーレスツアー!

(投稿内容は2022年7月当時のものです)

前回までの投稿で、天国とも言えるリゾートアイランド、イスラムヘーレスへのツアー前半部分をご紹介してきました。

透き通ったビーチ!カンクンから行ける天国、イスラムヘーレスへ! - 日本人いない場所 (nihonjin-inai-basyo.com)

今回はそのツアーの続きです。


なんと酒が飲み放題です!

オープンバー営業開始

酒飲みのみなさんに朗報です。なんとこのツアー、スノーケリング体験を終えた後からは、酒が飲み放題なのです!スノーケリング体験前から酔っていると非常に危険なのはこのツアー会社も承知しているのでしょう。そのため、オープンバーの営業開始はスノーケリング体験後からに設定してあるようです。

「オープンバー、営業開始でーす!」

ツアースタッフのこの掛け声とともに、乗客のムードは最高潮に高まります。用意されている飲み物は、ノンアルコールであれば水にオレンジジュース、数種類のカクテルにビール、そしてメキシコと言えば絶対に外せない酒であるテキーラです。

管理人は元々酒に強い体質ではありません。さらにスノーケリング体験でぐったりの状態、おまけに軽い船酔いで頭痛を抱えています。当然こんな状況でアルコールなど、体が受け付けるわけがありません。ノンアルコールのジュースですら飲むと吐きそうな予感がします。そのため何も飲まずに回復をはかろうと思っていました。

ところが管理人の隣に座っていた家族のお父さんが、勝手に管理人の分までビールを注文してしまいました。まだ話したこともないのにです!ありがた迷惑とはこのことです。そのお父さんからビールのカップを渡されました。

しかしまあ、高いツアー料金を払っているのは事実です。せっかくだから少しだけでも飲んでおくか、とも思いました。他の参加者たちはすでに全イベントが終了したかのように、ガンガン酒を飲んでいます。管理人は酔わないよう、少しずつ飲むことにしました。

次の目的地に向かうまでも、陽気なメキシカン音楽が爆音で流れています。他の参加者はパーティー状態です。

イスラムヘーレスに向かうカタマランボートの様子

30分ほど航行して、ようやく地上に降りられます。次のイベントはブッフェランチです。


昼食

食欲はまったくありませんが、普段貧相な食事しかしていない管理人には数少ない豪華な食事チャンスです。ですが、昼食後にまたすぐカタマランボートに乗る予定が詰まっています。軽めの食事にしておきます。

今回のレストランはプラヤ・ティブロンです。


なかなかおしゃれな佇まいです

今回の食事には飲み物が1杯だけ含まれています。パイナップルジュースを注文しましたが、濃くてとてもおいしいです。おかずメインに少量ずつ食べていましたが、おいしくて結局4周もしていました。なんとか一人前は食べられたようです。体力も多少は回復できたと思います。


オープンバー再び

昼食後、再びカタマランボートに乗り込みます。今度はイスラムヘーレスの最北部、プラヤ・セントロに向かうようです。

先ほど管理人にビールをくれた例の家族が話しかけてくれました。やっと人と話すことができたおかげか、管理人の緊張もほぐれたようです。そしてオープンバーが再開し、再び管理人にビールをくれます(笑)。昼食で栄養を摂取したおかげか、多少体調は回復したようです。午前中とは違い、ビールが体の中に入っていきます。

他の乗客は再びものすごい勢いで酒をかっくらっています。


プラヤ・セントロ

イスラムヘーレスで最も栄えているエリア、島の最北部です。

さきほどの停泊所から30分ほどかけて到着しました。このビーチにはたくさんの人々がいるにもかかわらず、水はとても透き通っています。プラヤ・デル・カルメンと同じ海を共有しているとは、どうしても思えないようなきれいさです。

カタマランボートを降りてすぐの場所にあるお土産屋でテキーラの試飲ができます。管理人は仲良くなった例の家族と行動を共にします。

イスラムヘーレスで最も栄えている通りです

そしてルエダ・メディーナ通りを散策します。ツアースタッフの1人が我々を懇意にしている土産物屋に連れていきます。お土産を買わせる作戦です。管理人は欲しいお土産があったのですが、そこでの価格は遥かに予算オーバーしていたため断念しました。例の家族はそこそこの量のお土産を買っていました。

イスラムヘーレスのシンボルです

カタマランボート乗り場に戻り、乗り込みます。後は帰るだけです。


まさかの自由水泳時間

カタマランボートが出航して少しすると、ある場所で停止しました。

「15分間、自由時間とします。ここで存分に泳いでください」

すでに酔いは回っていますが、後は帰るだけです。緊張から完全に解放されているので、海に飛び込みます。ライフジャケットの着用も不要で、自由に泳ぎまわれます。

なんときれいな海でしょう

午前中のスノーケリング体験では、正直言って水のきれいさを楽しむ余裕などありませんでした。ここでそのきれいな水を心ゆくまで堪能します。透き通ったカリブ海で泳いだことは一生の思い出になるでしょう。


写真の押し売り

自由水泳時間が終わると、午前中写真を撮っていたカメラマンが各乗客のところを回っています。あー、写真の押し売り時間ですか。案の定、管理人のところにもやってきました。買うつもりはありませんが、一応値段を聞いてみます。その値段を聞いて仰天しました。

「1,500MXN(約10,500円)」

このツアー料金よりも高額です!こんなの買う人いるの?と思っていましたが、周りを見るとみんな買っているようです。例の家族も買っていました。印刷された写真は4枚で、確かにきれいに映ってはいます。でもこの4枚の写真に10,000円以上も払えますか?楽しい旅行で気持ちも財布の紐も緩んでいるタイミングを狙い撃ちです。

管理人は買うつもりがないので、「20USDまでしか払えない」と言ってやりました。提示価格の4分の1以下しか払えないのなら、これ以上押し売りしてこないだろうとの算段です。案の定、カメラマンは引き下がっていきました。

「よし、これで押し売りを切り抜けたぞ」

ですがカメラマンの追撃はこれで終わりませんでした。

しばらく時間が経った後、管理人がトイレに行こうとしたときカメラマンと遭遇しました。

「OK、兄弟。20USDでいいよ。他の人には内緒ね」

そこまでしてきましたか…?確かに売れなければ、印刷した写真は単なるゴミになります。単なるゴミにするくらいならば、相手が言った価格でも押し付けた方が得なのはわかりきっています。管理人もまさかカメラマンがここまでするとは思っていませんでした。ここまでされて買わないというわけにはいきません。20USDを支払って写真を購入しました。5USDとか、原価以下の金額を言っておくべきでした。

せっかく押し売りされた写真です。とてもにこやかに映っていますので、遺影にでも使うことにしましょうか(笑)。


最後のオープンバー、テキーラ祭り

プラヤ・セントロを出航してからすぐに、オープンバーは再開しました。ここまで来ると、ツアースタッフの気分も、参加者の気分も最高潮です。

管理人も例の家族のお父さんに勧められるがまま、ビールを飲み続けていきます。本当はおしゃれなカクテルが飲みたいのですが、ビールしか注文してくれません(笑)。体調は回復したようで、特に悪酔いはしていないようです。

思えば他の乗客は、スノーケリング体験後から昼食時、さらにプラヤ・セントロでカタマランボートを待っている間もずっと飲み続けていました。一体どこに入っていくのか?そんなザルのような人たちの集まりなので、最後は強い酒をガンガン飲みまくります。

「テキーラ!こっちもテキーラ!」

あちこちでそんな声が聞こえます。テキーラは小さなグラスに注がれて提供されていました。ですが乗客もスタッフもずっと最高潮の気分です。ここでスタッフは、日本では到底考えられない行動に出ました。

なんと、「テキーラを瓶から直接乗客の口の中に注ぎ始めた」のです。

38度はあるテキーラを、グラスに注ぐことなく乗客の口に直接です。こんなサービスを日本で行ったら、一発でこの会社は営業停止でしょう。ですがここはテキーラの国、メキシコの楽園です。そんなことはお構いなしです。以下が実際の映像です。

テキーラを瓶から直接乗客の口に流し込んでくれるありがたいサービス

みんなその光景を見て笑っています。一気コールとかそんなレベルの話ではありません。管理人も笑って見ていましたが、例の家族のお父さんがスタッフに促します。

「彼にもテキーラ注いでやってくれ」

管理人にもとばっちりが来ちゃいました。もちろん最初は断りました。ですがお父さんは「いいからいいから」といった感じで言ってきます。しかし管理人の体調はかなり回復しています。ここは周りのノリに合わせるべきでしょう。

管理人も受け入れることにしました。口を大きく開けてテキーラを受け止めます。確かにテキーラの原産国だけあっておいしいです。とんでもなく悪酔いするかなと思っていましたが、酔いも回らず平気です。船の揺れは相変わらずすごいのですが、体が慣れてきたのと精神的に解放されているおかげか、まったく気になりません。

結果この日、管理人は1日で人生最大量の酒を飲みました。まさかそれが体力的にも酷使させられた海外旅行ツアー中の出来事だとは夢にも思いませんでしたが…。しかし非常に楽しく、満足のいく1日でした。


ツアー終了

カタマランボートがカンクンのホテルエリアに到着するという頃、1組のカップルから突然話しかけられました。聞けば管理人と一緒に写真を撮ってほしいとのことです。どうやら管理人が日本人だから一緒に写真を撮りたいとのことでした。そのカップルとはツアー中一度も話したことはなく、自己紹介のタイミングもなかったので、管理人が日本人だということは知らないはずです。なぜわかったのか不思議ですが、せっかくの機会なので一緒に写真に映りました。

さらにカタマランボートから降りた後、また別の男性から日本語で話しかけられました。この男性とも一度も話していませんが、なぜわかったのでしょうか?どこかから管理人が日本人であることが漏れたのでしょうか?まあ別に漏れたところでどうもしませんが。むしろ少し注目を浴びてうれしいくらいです。

どうやらこのツアーは「日本人いないツアー」だったようです。


おまけ

プラヤ・デル・カルメンから来た参加者は、カタマランボートを降りた後バスに乗り込んで帰路に着きました。酒盛りを楽しんでいたグループは、このバスの中でも酒盛りをしていました。強靭な肝臓をお持ちのようで、まったく羨ましい限りです。

しかし管理人も、人生最大量の酒を飲みましたが特に二日酔いや後遺症はありませんでした。現地のテキーラは悪酔いしないのでしょうか?


まとめ

いかがでしたでしょうか?透き通った水を楽しめるビーチのあるイスラムヘーレス。あなたも行きたくなったんじゃありませんか?

しかし今回の投稿でみなさんの記憶に一番残ったのはおそらく、その尋常じゃない酒の提供方法だと思います。テキーラを瓶から直接口に注ぐサービスなど、見たことも聞いたこともないと思います。このサービスはたとえ家族や友人にもやっちゃダメですよ。海外のツアーだからいいんです。

とにかく酒が飲みたいという方は、イスラムヘーレスへのツアーを申し込んでみてください。テキーラを、まさに浴びるように飲むことができますので。


それではまた!

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