透き通ったビーチ!カンクンから行ける天国、イスラムヘーレスへ!
(投稿内容は2022年7月当時のものです)
前回までの投稿で、ユカタン半島で絶対に外せない観光スポットであるチチェン・イツァを紹介しました。
ツアーのメインイベント!新世界七不思議のひとつ、チチェン・イツァ! - 日本人いない場所 (nihonjin-inai-basyo.com)
ですがせっかくリゾートエリアに来ているのです。なので、今回はビーチを紹介していきます。天国とも言えるリゾートアイランド、イスラムヘーレスです。
海藻が積もらないエリアにあるイスラムヘーレス
プラヤ・デル・カルメンの記事を読んでくださった方ならおわかりでしょうが、ユカタン半島の東側は、時期によってはビーチに大量の海藻が堆積しています。
観光地エリア以外は絶対に入らないで!危険なプラヤ・デル・カルメン - 日本人いない場所 (nihonjin-inai-basyo.com)
ですがなぜか、カンクンの北東に位置する島、イスラムヘーレスには海藻が堆積しないというのです。
そのせいもあってか、観光客に非常に人気のリゾートエリアになっています。きれいなビーチを楽しみたい方はぜひイスラムヘーレスへ行ってみてください。
イスラムヘーレスへのツアー
チチェン・イツァツアーに参加してから1か月。もう1か所くらい有名な観光スポットに行きたいと思っていました。元々行こうと思っていた観光スポットのツアーが急にキャンセルされてしまいました。代案として提案されたのが、きれいなビーチで名高い「イスラムヘーレス」です。
プラヤ・デル・カルメンのビーチには毎日海藻がうず高く積もり、海水浴はできないままでした。メキシコのリゾートエリアに来たのに透き通ったビーチで1回も泳がないのでは、来た甲斐がありません。
キンタ・アベニュー沿いのツアー代理店をいくつか回って、イスラムヘーレスへのツアーの情報を聞きまくりました。ツアー代金は多くの代理店で70USD、さらに入島税として現金で15USDを当日現地で支払う必要があるようです。この入島税は避けては通れない税金らしいです。さらに代理店を回り、65USDで同じ内容のツアーを提供する場所を見つけました。クレジットカードで支払うと手数料が5%上乗せされるのはどこの代理店でもデフォルトのようです。
MXNに換算して1,300MXN、5%の手数料上乗せで合計1,365MXN(9,555円)を支払いました。これでもこの近辺で最安値の価格でした。
ツアー予定日の前日でも申し込めますので、数日間の天気予報を確認して申し込みしましょう。管理人も天気予報を確認し、晴れの日を狙って前日に申し込みました。せっかく天国の島に行くのです。どうせなら快晴の日に行きたいですよね?
イスラムヘーレスへのツアー開始
管理人は他のツアー参加者とともに、プラヤ・デル・カルメンから出発するバスに乗り込みました。参加者の人数は相当に多く、前回のチチェン・イツァツアーのように参加者同士の自己紹介タイムはありませんでした。陽気なメキシカン音楽がずっと流れているだけで、ツアーガイドによる説明も一切ありません。このバスで合っているのか、正直不安になります。
1時間半ほどでカンクンのホテルゾーンに到着し、バスを降りるときにカードを渡されました。おそらくこのカードでどこのツアー会社の参加者なのか判断するのでしょう。あるホテルの中に、イスラムヘーレス行きの入島税を支払うデスクがありました。MXNかUSDで受け付けています。観光税を払うと、持っているカードを回収され、またもや別のカードを渡されました。スノーケリングのゴーグルとホースとともに。このカードの種類によって乗り込むボートに誘導されるようです。
「カタマラン」ボートでイスラムヘーレスへ
サンダルを脱ぐように指示され、「カタマラン」と呼ばれるボートに乗り込みます。さっきのバスに乗っていた人数よりも乗客が多い気がするのですが、全員乗れるのでしょうか?座席はなく、日光をふんだんに浴びられる船上に座ってイスラムヘーレスまで向かうようです。
ツアーに同行しているカメラマンが乗客の写真を撮り始めます。そうです、この写真は後で売りつけられます。相当なぼったくり価格ですので、不要であれば最初に「買わないから撮らないで」と言っておきましょう。
カタマランボートはイスラムヘーレスへ向けて出発しました。ウェルカムドリンクを渡され、最初に行われるアクティビティの説明をされます。
なお、このカタマランボートはめちゃくちゃ揺れます。船酔いしそうな人は酔い止めをあらかじめ飲んでおきましょう。船上でも飲めるよう、多めに持っておいた方がいいです。
スノーケリング体験
このツアーで最初に行われるアクティビティはスノーケリングです。参加するかしないかは選択できます。
なお、このスノーケリング体験でとても大事な注意事項があります。
「このスノーケリング体験が終わるまでは、絶対に体に日焼け止めを塗らないでください」このスノーケリング体験エリアにはサンゴがたくさん生息しています。日焼け止めの成分が海中に入ってしまうと、サンゴが死んでしまうのです。ツアーの最初に説明されるのですが、準備が完璧な人ほど宿を出る前に日焼け止めを塗ってきてしまっていると思います。すでに塗ってしまった日焼け止めを洗い流す術はありません。
このイスラムヘーレスまでのツアーに参加する予定の方がいましたら、スノーケリング体験が終わるまでは日焼け止めを塗らないようお願いします。自然環境を守るためには、人間が多少我慢しなければならないこともあります。美しいサンゴを殺さないためにも、ご協力お願いします。
さらに注意事項として、以下の条件が課されました。
参加できるのは9歳以上
泳ぎに自信のある人
このスノーケリング体験、海の沖合で30分ほど行われます。ライフジャケットを着用し、足にはフィンを付けます。速く泳ぐ必要はないのですが、長時間泳げる能力は求められます。先行するガイドに追従しなければならないので、遅れないようにする必要があります。このスノーケリング体験はみなさんが思っている以上にきついです。その理由を説明していきます。
①波が常に発生しているため泳ぐのが容易ではありません。泳いでいても全然前に進みません。
②途中リタイヤができません。というのも乗ってきたボートが少し離れたところで待機しているので、一旦参加したらボートに戻るまで自力で泳ぎきらなければいけません。この①②の理由のため、泳ぎに自信のある人のみ参加を承っています。
③このスノーケリングポイントに辿り着くまでに船酔いしている。先ほども書きましたが、このカタマランボートはめちゃくちゃ揺れます。そのため船酔いがすごいです。船酔いの程度は人によって様々ですのでなんとも言えませんが、管理人はこのスノーケリング体験開始時点で結構な頭痛を抱えていました。
せっかく参加したのにスノーケリング体験をスキップしてはもったいないと思い、頭痛を押して強引に参加しました。しかしここまできついとは思いませんでした。
開始10分ほどで気持ち悪くなり、何度も何度も水を飲んで吐きそうになりましたが、なんとか30分のスノーケリング体験は完了しました。もうぐったりです。
ですが海はとても透き通っていて、最高にきれいでした。きつい状況ではありましたが、参加してよかったと思います。もう一度体験したいかと言われれば、答えは間違いなく「No」ですが。
ぐったり+頭痛を抱えたまま、カタマランボートは目的地であるイスラムヘーレスに向かいます。
この続きは次回に続きます。
それではまた!
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