青梅で採れた青梅でメイドイン青梅の梅酒をつくってみる
今日はアキテンポ 不動産の物件の記事ではありませんが、この季節に青梅にいるからこそチャレンジしてみたい「青梅でとれた原材料をつかっての梅酒づくり」の投稿です。
山々の緑が美しいこの季節。市内の梅の木には梅の実がなりはじめました。
一般的に、梅の実は関東地方では収穫をするのが5月中旬から6月中旬にかけてと言われています。
ちなみに余談ですが、梅雨に入ると雨の日が多くなり、雨によって梅の実が熟すことから”梅雨”と呼ばれるようになったそう。
雨によって熟す梅の実ですが、長雨が続くとカビが生えてしまうこともあり、収穫するタイミングを見極めるのもおいしい梅酒をつくるのに欠かせないところ。
梅を使った加工品には、梅干しや砂糖漬け、ピクルス、ジャムなど、あげていったらキリがないほどさまざまなものがあり、何をつくるかによって収穫時期が違いますが、梅酒をつくるには青くて硬く酸味が強い”青梅”を使うのが良いとされています。”青梅”は皮がしっかりと張っていてツルツルしているのも特徴で、皮が青くピンと張った状態の時に収穫します。
青梅市内では6月に入ってからが”青梅”の収穫時。
せっかく青梅でとれた梅を使って梅酒をつくるのであれば、材料にも青梅のものにこだわってつくりたいところ。
そこで今回は、、、
● 小澤酒造の『梅酒にしたらおいしい原酒』一升瓶
● OME FARMのはちみつ 1瓶
● 角砂糖400g
● 青梅でとれた梅の実1kg
と、青梅にこだわったレシピを用意しました。
梅酒を焼酎で作る場合、梅の実と砂糖の量のバランスは1:1と言われていますが、今回は小澤酒造の『梅酒にしたらおいしい原酒』という日本酒でつくる梅酒。日本酒にはすでに甘味となる旨味成分が含まれているため、焼酎でつくる際の約半分の量の角砂糖とはちみつを使っています。
上記のレシピどおりだと、少しスッキリしたタイプの梅酒ができますが、甘めの梅酒がお好きな方は角砂糖やはちみつの量を少し多めにしてもいいかもしれません。
用意する容器はガラス製で蓋がきちんと密閉される4リットルジャー。
ジャーはあらかじめ大きな鍋に瓶を入れて煮沸消毒しておきます。
煮沸消毒をするときは、急加熱や急冷によってジャーが割れてしまうこともあるので、いきなり熱湯につけるのではなく、ぬるめのお湯から徐々にお湯を熱くしていきます。煮沸消毒後、きれいな布巾で水気を拭き取って、瓶の口を下にして完全に乾燥させます。ジャーの中に水気が残っているまま梅酒をつくりはじめると、梅酒を熟成中にカビが生えやすくなってしまうので、注意。
木からもいだ梅はきれいに水洗いし、ヘタの部分をとってその後水分をとって、下処理をします。
下処理が済んだら、いったん冷凍庫に一晩入れ、梅の実を凍らします。
梅の実は冷凍しない場合は水に漬け、アク抜きをしなければいけないのですが、冷凍する場合はアク抜きをしなくてもすみます。また、冷凍することで、梅の繊維が壊れエキスがすぐに出てくるので、生梅を使うよりもカビや発酵を防ぐことが出来るので効果的だそう。
下ごしらえした材料が揃ったら、あとはジャーに、梅の実と角砂糖をバランスよく入れていき、そこにはちみつ、日本酒の順番で注ぎ入れます。
ここまで来たら、あとは6ヶ月くらい待ったらちょうど飲みごろ。
一般的な焼酎などのハードリカーでつける梅酒だともう少し待った方が味がまろやかになるそうですが、糖分の多い日本酒の場合、6ヶ月頃から飲みはじめることができるそうです。
梅の実は、6月初旬頃からスーパーなどでも出回りますが、小澤酒造で、期間限定ではありますが、近隣農家でとれた梅と、『梅酒にしたらおいしい原酒』をセットにして販売するそうです。
今年は青梅でとれた梅と青梅の特産物を使って、メイドイン青梅の梅酒をつくってはいかがでしょうか?
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