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仲良くなりすぎるのが怖い

過去のことを振り返って、自分の中で気になっていたのに放置していたことがあったのに気づいた。
それは、『仲良くなりすぎてるなと感じた人と距離を置く』癖があることだ。
前回の記事で同性と仲良くなれないということを書いたが、同性の友達がいなかったわけではない。親友になれそうな子だって何人かはいた。

ちなみに前回の記事 ↓


私が何をしてもいちいち爆笑してくれる友達がいた。
その子といるときは私もとても楽しかったし幸せだった。この子がいればずっと楽しい学校生活が送れるものだと思ってた。

でも急に怖くなってしまう。
友達に対してどうこうではなく、自分のことをすべて知られてしまうのが怖かったんだと思う。それとすべて知られたうえで、嫌われないかという心配があった。本当に内向的だなあ自分。

結局私がそのモードに入ってしまってから、その友達はあんまり笑ってくれなくなり、いつも私と一緒にいたのに他の子といるようになり、もはやただのクラスメイトと化してしまった・・・。友達の表情がだんだんつまらなそうになっていくのを見てとても悲しかったし自分が情けなくて病んだ。

その子のことを恨んでいるわけではない。私自身が勝手に暗くなってそっけない態度になったからそういうふうになってしまったのだ。
中学、高校とそんな感じで、せっかく親友レベルの友達ができても私が心の距離を置くせいでみんな離れて行ってしまう。

しかも私は対人関係は狭く深く派なのでそういう大事な存在を失うとすべてを失ったも同然で、心の中は真っ暗。もう最悪なのだ。

そして高校を卒業してからはその癖を自分でも自覚していたので最初からあんまり人と深く関わらないようにした。
それはそれで正直寂しさはあった。
その寂しさを親や恋人に過剰に甘えることで埋めていたかもしれない。
他者から見たらクールに見えているだろうが実は死ぬほど甘えん坊なのだ。
犬猫のように甘えまくる。
これが私の中の最大のコンプレックスだ。ほんとはnoteに書くのも躊躇っていたけどもういいや、この際だからさらけ出して自分と向き合おう。

前置きが長くなったが、この癖について調べたのでまとめる。
『仲良くなりすぎると離れたくなる』で検索すると“回避依存症”という結果が出た。
あるサイトから一部を抜粋 ↓

回避依存症とは「深い人間関係を構築することを回避している人」のことです。
他人と自分との間に距離を置き、深い人間関係になることを避けます。
仲良くなりたいという気持ちと、壁を作り、自分を知られたくないという気持ち、そんな二つの相反する気持ちが共存している状況です。

「人と精神的に近い関係になるのが怖い。」
「人との距離を保っていたい。」
相手からしてみると、”なんとなく人を近づけない人””近づきたくても、近づかせてくれない人”でしょう。
心休まる温かな関係・・理想的と思えるような人間関係を意図的に、あるいは非意図的に避けています。恋愛関係、友人関係、親子関係、仕事仲間との関係など、あらゆる人間関係でみられます。

これらは、臨床心理学では回避性愛着スタイル、あるいは回避性愛着障害といいます。

回避依存4つのタイプ

回避依存症は、大きく分類すると4つのタイプに分けることができます。
詳しくみていきましょう。

1.独裁者タイプ

何でも自分の思い通りにいかないと気がすまない。

「ああしろ、こうしろ」と命令口調になってしまう。

相手の行動に常に監視の目を光らせている。

相手が何か新しいことを始めようとすると「駄目だ」「やめておいたほうがいい」などとストップをかけてしまう。

「私のいうことを聞かないと大変なことになるよ」とのニュアンスを持つ発言をする。

身体的、精神的な暴力をしてしまう。

何をするにも、私の「許可」が必要。

「正しいのは自分、間違っているのはお前」上下関係を作り、相手をコントロールしようとします。「お前は価値のない存在だ」と直接的、間接的に伝えることで、相手は”この人がいなくなったら、さらに自分の価値が下がる”と信じ込み、離れられなくします。
あるいは、肉体的・精神的な暴力をふるうことで、主導権を握ろうとします。

2.搾取者タイプ

人にはあれこれと要求をしてしまうけれど、相手からの要求をのむことができない。

物を頼む時だけは優しくなる。

「私は利用されている?」と不安にさせてしまうことがある。

要求をのんでもらった時の優しさと、拒否された時の怒りや不機嫌さのギャップがとても大きい。

相手が要求を受け入れるまで、しつこくねちねちと責め続ける。

「子供っぽいわがままさ」が強くある。

「愛していると言ったのは嘘だったの?」「本当に私に対して誠意があるのならば~」など、実態を見ることのできない「愛」「真実」「嘘」「誠意」などといった言葉を巧みに使い、自分の不幸を嘆きつつ、無言の圧力で自分の要求を通そうとします。
独裁者タイプのように「私は上、お前は下」といった心理的な立場を主張するのではなく、「使う側、使われる側」といった関係で、自分は得るものが多く、相手は得るものなく、あるいは失う一方です。

3.ナルシストタイプ

「少年っぽい」ところがある。

ちょっとしたきっかけで、手のひらを返したように冷たくなることがある。

意識的、あるいは無意識的に、人の気持ちを傷つけるようなことを平気で言ってしまう。

「理想」へのこだわりが強いところがある。

ナイーブである。

人の話を聞くよりも自分の話をする方が好き。

「私は特別な人間だ」と思っている。

「自分の好み」から少しでもはずれたことをすると、不平を言ったり不機嫌になったりする。

自分をほめてくれる人には甘いけれど、少しでも批判されたり欠点を指摘してくる人に対しては徹底的に攻撃しようとする。

「私は特別な存在である」ということが全て。他人はコマに過ぎず「他人も特別な存在である」ということが認められません。
過干渉な親、過保護な親に育てられている場合が多く、子供っぽい自己愛の世界に止まったままでいます。恋人からの過剰な賞賛を求める一方で、他人の気持ちがわかりません。

3.脱走者タイプ

「束縛」がとにかく嫌い。

何かを要求されると「あなたはわがままだ」「あなたは要求が多すぎる」と思ってしまう。

普段、どんなことをしているのか、教えるのが嫌。

1人でいることが好き。

相手が近づいてくればくるほど、遠く離れたくなる。

本心をなかなか言えない。

「自由」を求め、「束縛」を嫌います。束縛されたら最後だ、という強迫観念にとらわれています。
男性なら誰もが少なからず、この傾向があると言われています。女性からの求愛や要求を前に、逃げ出したくなるのです。



tokyo-cafe-counseling.com

この中で一番あてはまるのは脱走者タイプ。ナルシストタイプもちょっと入ってるかな(笑)
アダルトチルドレンの表れのひとつらしい。
詳しく書くと長すぎるのでここからは端的に書くが、育った環境が大事なようだ。
私の親は言いたくないけど創〇学会員で、小さい頃は自分の意思と関係なく集まりに連れていかれ、恥ずかしかったし嫌だった。周りには言ってないけどバレていたと思う。親同士の激しい喧嘩、母や姉が父に叩かれているのを見るのもストレスだった。まあでも普通やろと思ってたけどやっぱり普通じゃなかったんだね。だからといって親を責める気にもならない。両親もたぶん恵まれてない家庭に育った感じがすごくするから。父なんて実の親から捨てられてるし。母の親も精神障害があったらしいし。
つまり生まれた時からすでに運が悪かったということ。だからといって私自体の存在が悪ではないよね。

・・・・長くなりすぎたので別記事に分けたいと思います。


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