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「陰性証明書」絶対注意点!-イタリアから日本帰国-

今週イタリアから帰国しました。まずは熱々新鮮な情報からお知らせしていこうと思います。

コロナ下の渡航履歴

コロナが本格的に騒がれ出したのが、確か、2020年2月、日本ではまだ遠い国で怖いねくらいの話でしたが、武漢に続きイタリアで大発生し始め、スーパーで買い占めがおこりました。(うちの田舎の近所のスーパーでもほんとにすっからかんになりました)
その時、ちょうどイタリア生活中。その後、私が日本に帰国したと同時にイタリアでは初の厳しいロックダウンが始まりました。

しかし、その後、2020年夏にロックダウンが解除され家族と会うためにイタリアへ渡航。

日本とイタリアで家族と離れて行ったり来たりの生活をしている私は、コロナ下に3回、日本とイタリアを往復しています。

そして今回

2021年9月末日本帰国スケジュール

イタリア(リグーリア州)在ーニース空港発ードバイ乗り継ぎー関空着(日本帰国)

私の入国日ギリギリ前に、2021年9月20日0時以降の入国から、検疫所での宿泊待機という強制隔離の国や日数が変わりました。

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もう、これについてはいつ変更があるかまったくわからないので、日々チェックするしかありません。私は、入出国前は毎日このサイトとにらめっこです。

水際対策に係る新たな措置について ※2021年9月25日現在


乗り継ぎ空港は強制隔離に該当するのか問題

私はエミレーツで乗り継ぎなので、強制隔離に該当するアラブ首長国連邦(UAEドバイ)に足を踏み入れます。ここで「え??私、隔離??」と思いましたが

正解は「該当しません」

乗り継ぎの間で、一旦ドバイ国内へ入国して宿泊したり観光となると話は違いますが、乗り継ぎ空港内での滞在は該当しません。ですので、乗り継ぎだけの場合、日本の空港で陰性が出ればすぐ自主隔離先へ向かうことが可能です。(公共交通機関は使えません)


イタリアの田舎で日本の「陰性証明書」発行機関を探す

日本入国のためには「出国前72時間以内に受けた検査結果証明書」が必要です。出国前3日前ですね。

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私はリグーリア州でも西側、空港もジェノヴァよりニースに近い、田舎のリゾート地に住んでいます。私はまだイタリア語を始めたばかりなので、アモーレに日本の陰性証明書が取れる病院を調べてもらったのですが、案の定、たらい回し。ですので、自分なりにもサイトなどで調べてみると、在イタリア日本大使館ではラッツィオ州ローマ近郊の検査機関の情報しか載っていません。
よくよく調べてみるとリグーリア州の管轄は
在ミラノ日本国総領事館
になるそうで、そこへ問い合わせてみると、私の住んでいる地域で日本の陰性証明書を出してくれる病院はわからないとの回答。リグーリア州で把握できるているのはGenovaのみの回答でした。
結局、アモーレが自力でギリギリのタイミングで地元で一件の病院を見つけてくれました。


日本の様式で「陰性証明書」をもらう要注意点!

1.海外渡航用陰性証明書を発行してくれるか
2.検査結果は確実に間に合うか
3.日本の様式での陰性証明書の発行が可能か

ここ、絶対に確認が必要です。
私は予約の時点で何度も何度も確認してOKということで病院へ行きました。検査は65€
他のイタリアの方のレポを見てもお安くすんだ方だと思います。

が・・・
やはりそこはイタリア。
検査はすんなり終わったものの・・・検査結果の出る日付が、検査の2日後出発日になってる!?
話が違う!!!予約の時は明日出るって言ったのに!!
しかし、フライトがお昼だったので、最悪でも当日の早朝に取りに行けるかと覚悟を決めたところ・・・思いのほか早く、翌日17時30分にメールで結果のPDFが届きました!助かった!
しかし、日本入国の際には、基本、日本の形式で印刷した状態での提出が無難ではあります。(所定フォーマットを使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられませんが「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります)医師名とか印影とか細かいの・・・
なので、仕事に行ってしまったアモーレには頼れず、イタリア語がままならない私1人で病院へ出向き日本の様式の証明書をもらいにいきました。

病院着

予約で何度も確認した通り「日本の様式で書いてください」と受付で話をすると・・・「この用紙には英語も書かれてあるから問題ない。」と日本のものは用意できないと言われました。
イタリアでは想定内・・・
ここはイタリア人の感情に訴えます。
「この用紙がないと私は日本に入れないんですよ、日本という国はとっても厳しくてね、日本人でも入国拒否されてね送還されたら、私は帰る場所がないの。そうなったらめっちゃ困るんです!3日前に日本の用紙をメールで送ってますよね??」
ここまで一生懸命説明して身振り手振りで伝えて、「あー、そういや来てたねメール・・・」ということで日本の陰性証明書を作ってくれることになりました。(ほっ・・・)

一語一句の間違えでも入国拒否されたという例も色々と聞いているので絶対に間違えられない!!受付の方と一緒にしっかり確認しながら用紙を作成しました。意外にすんなり証明書をもらえて安心して「ありがとー!!みんな仕事がんばってね!!」と笑顔で病院を去ったものの・・・
念の為、再度確認と思って病院の外で再確認したら・・・

間違っとるがな!!!!!!

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この赤枠内要注意ですよ!

①上が検査が出た日付
②下が検査を受けた日付と時刻

ここが逆になってましたー!!!危ない!危ない!入国拒否案件!!

ということで急いで病院へ戻り、書き直してもらいました。

※ちなみに、年月日も日本の順番なので要注意です

これが出発日の出来事だったらと思うと冷や汗です・・・

この日本の書式があったお陰で日本の空港でのチェックはすんなりOKでした。それでも、英語はどこに書いてますか?って言われましたけど・・・
(日本入国の際には日本語と英語の証明書しか認められません)

今回の日本帰国入国での一番の難関はコレでした。

イタリアの田舎でいかに「日本の様式で陰性証明書」をもらうか。

ここがクリアできれば80%達成かと思われますw

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