高付加価値を追い求めるための基準
高度経済成長が収束し、今の日本は生活に必要なものは基本的に持っている時代になりました。
その分、新たに必要とするものは贅沢品もしくは娯楽品になりつつあります。
秋田という地域がら、
・農作物
・機械部品
・観光
などが主要産業ではありますが、様々なセミナーやコンサル、銀行が
「付加価値をつけて、単価を上げましょう」
という話が増えています。
確かにその通りで、最低賃金がランクD(790円)の秋田県においては、その給与のための原資である売り上げ、そして利益率の高い仕事をしなければならないというのは言うまでもない事実です。
例えば、日本酒で有名な「No.6」を始めとした新政酒造のブランディングは素晴らしく、「少量多品種」により消費者のニーズを的確に取り入れながら、ラベルデザインのこだわりも目を見張るものがあります。
県外では飲める居酒屋は限られ、店頭に「No.6あります」と書いているだけで、お客さんの呼び込みになる程です。通販や転売サイトでは、何倍もの値段になります。
(秋田に来れば販売時期だと1700〜2000円程度で買えます)
しかしながら、今回私が言いたいのは、
「その付加価値は、どんな状況でも価値を感じてもらえるものですか?」
という問いです。
もっと簡単に言うと
「不景気になってもその付加価値いりますか?」
と言うことです。
不景気になっても、その付加価値いりますか?
今でこそ、アベノミクスということで、景気が良いと言われています。
数字上は。
でも、不景気になったとき、「必要最低限で良い」という時、それでも必要な物はなんなのかを考える必要があります。
目指すべき付加価値とは
それは、「当たり前になること」です。
あって当たり前。
逆にいうと、「無ければ困る状況」です。
いわゆるコモディティ化というやつですね。
つまり真似をしたり、類似サービスが出来たり、価格破壊も起きる可能性があります。
以下にサービスを、生活に浸透させるか。
無くてはならないものになるか。
働くも同じ。
無くてはならない存在になることが大事ですね。
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