人は誰でも"個人的な理由"でまりを買う
こんにちは。秋田県由利本荘市でごてんまりを作っています〈ゆりてまり〉です。
9月の終わりに2箇所出店させていただきました。
一つは鹿角市で行われた、「全国水土里ネット女性の会」によるイベントです。
こちらは全国の土地改良区に携わる女性が一堂に集まる「男女共同参画推進大会」で、なんと初めての全国大会がこの秋田県で開かれたそうです。
男女それぞれが活躍できる社会について理解を深めるため、全国から土地改良区に携わる300人ほどの職員が集まりました。
わたしはこちらの会場で、物販で入らせていただきました。
全国各地からたくさんの方がいらっしゃると聞いて、「秋田に来たお土産として買いやすい商品を作ろう」と考えました。
このイベントのために、こんな商品をたくさん作りました。
ごてんまりのキーホルダー（全5種）です。
メインのまりは〈桜〉か〈菊〉で、小さな〈鶴〉のまりがサブに付いています。
参加者は土地改良区に関わるお仕事をされている人ばかりとは言え、さまざまな年齢層の男女がいらっしゃるとのことで、老若男女が使いやすいデザインにしました。
誰でも使いやすいデザイン・アイテムにしたし、300人も集まるからかなり売れるだろうと目論んでいたのですが、結論から言うと、あまり売れませんでした。
代わりにもっとも売れたのは、いつも通りピアス・イヤリングでした。
どんなイベント、場所でもピアス・イヤリングが一番よく売れます。
地元の人でも県外からいらっしゃった人でも、そこは全く変わらないんだなあと思いました。
皆さんご自分が身に付ける用のピアスを探したり、お子さんへのプレゼントとして購入するため、どれにするか真剣に選んでいらっしゃいました。
キーホルダーよりピアス・イヤリングのほうが値段は高いのですが、そこはあまり関係ないようです。
老若男女誰にでも合うようなものより、「わたしに合うもの」もしくは「大切な人に合うもの」が求められているように感じました。
とある男性がディスプレイとして置いておいた、カボチャのまりを「売ってくれないか」と」聞いてきたのにも驚きました。
皆さん、こちらが思っている以上に個人的な理由でごてんまりを買っていかれます。
そのことはもう一つのイベントでも感じました。
9月30日に、ＺiＮＯＢＡのオープニングイベントに出店させていただきました。
ＺiＮＯＢＡは由利本荘市内に新しくできた、TDKの社員寮です。
トレーニングマシンを並べたジムやレストランがあり、昼間は地域住民に開放されます。
そのオープニングイベントで、わたしは物販とワークショップをさせていただきました。
ワークショップにはお子さんやTDKの若い社員さんがたくさん参加してくださいました。
とても嬉しかったです。
物販ではいつも通り、ピアスとイヤリングが一番売れたのですが、同じくらいよく売れたのが誕生石のごてんまりストラップでした。
「誕生石をイメージしたごてんまり」というだけで「自分の生まれ月のまりはどんなだろう」と気になるらしく、お声がけすると注目して下さる率が高かったです。
そして「わたしは4月生まれなの」という理由でそのまま購入して下さいます。
ＺiＮＯＢＡのイベントでは〈桜〉と〈菊〉のごてんまりキーホルダーも並べておいたのですが、売れ方が全然違いました。
値段はそんなに変わらないのに。
やはり決め手は「自分、もしくは大切な人の誕生石をイメージしていること」にあるようです。
購入する決め手が「個人的な理由」にあるとすれば、わたしが趣味で占いをやっているのも実は直接的に役に立っているのかもしれません。
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