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旬の食材で元気をチャージ!癒しの農家レストラン

初めまして。秋田市地域おこし協力隊の毛利菜摘と申します。

段々と本格的な暑さが始まってきましたね…。そんな中、これから心配なのが夏バテではないでしょうか。
かく言う私も毎年気を付けてはいながら、必ず夏にはもう…。今日は素麺だけでいいや…。なんて諦めてしまう日も多いのですが、秋田市にお住まいの方、これから秋田にいらっしゃる方には是非お勧めのスポットがあります!

②周辺

ゆう菜家さん周辺の景色

秋田市中心エリアから30~40分車を走らせるだけでこのゆったり景色!
雄和にある農家レストラン「ゆう菜家」さんにやって来ました!
12時半に到着しましたが既にお店は大人気で満席でした。

しかし、回転も速く待つこと10分程ですぐお店の中へ。

③店内

木のぬくもりが感じられる店内

木のぬくもりを感じる暖かい雰囲気で、インテリアもかわいく、
待っている間も周りの景色やお土産コーナーを楽しむことができました。

0628_外の風景

店内から見るのどかな外の風景

⑤おみやげ

充実のお土産コーナー

メニューも気になるものばかりで悩みましたが…。
私は1番人気の「母ちゃんにおまかせセット」を選択!

修正_⑥セット

「母ちゃんにおまかせセット」¥1,100(税込み)

1,100円(税込)でこのボリューム!この小鉢の多さ!
首都圏だと「~御前」と名前を付けて倍の値段で出していそうですが、
ゆう菜家さんではとても良心的価格でボリューム満点でした。

⑦モロヘイヤ麺

つるつるもちもちのモロヘイヤ麺

まずはインパクト大なモロヘイヤ麵の緑が目に飛び込んできますね!
ここにわらびのたたき、山菜の天ぷら、炊き込みご飯、お新香とデザートまでつくなんて、食べる前から山菜好きの私には大満足でした。

私は初挑戦のモロヘイヤ麺。鮮やかな緑なのでドキドキしながら口に運びましたが、つるつるな麺とサクサクの山菜天ぷらに思わずにやりとしてしまいました。
ご飯もお新香もどれも美味しく、どれから食べ進めるか悩んでしまうセットですね…。

修正_⑧古代米麺

鮮やかな紫の古代米麺

他の取材メンバーは古代米を使用した紫色の麺に挑戦したり、先程のモロヘイヤ麺に納豆、とろろ等健康食材たっぷりの「ねばねばもりもりセット」に舌鼓をうっていました。

修正_⑨ねばとろセット

健康食材たっぷりの「ねばねばもりもりセット」

そしてセットとは別にモロヘイヤ餃子ともう1人のスタッフは特性モロヘイヤアイスにも挑戦。

⑩餃子

 皮がもちもちでジューシーな「もりっとゆう菜家ぎょうざ(モロヘイヤ)」

餃子はモロヘイヤが練りこまれた皮がもちもちで、中の餡はジューシーで
今度来た時には3個ではなく5個を1人で食べようと密かに心の中で決意しました。

⑪アイス

素敵な器のコーヒーとモロヘイヤアイス

コーヒーの器までかわいいですね♪


美味しいお料理をたっぷり頂いた後は、ゆう菜家のオーナー、浅野さんにお話を伺いました。

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 パワフルでポジティブな代表の浅野さん

ー本日はおいしいごはんをありがとうございました!平日でも並ぶ大盛況なのですね。やはり今が一番混んでいるシーズンなのでしょうか。

こちらこそありがとうございます。やはりモロヘイヤがシーズンの夏が一番混みますね。皆さんの健康意識が高くなっているのか、最近は季節を問わずお客さんが来てくれるような気がします。9月はダリア園のイベントや近くでブドウ狩り体験もできるので、その前後で寄ってくださるお客様も多いですよ。


ー初めてお店をオープンするにあたって、不安はなかったのでしょうか?

ダメ元でやってみようという気持ちでした。元々農家だけをしていたので、こんな田舎にそんなお客さんが来てくれるとも思っていなかったし、1日10人くらいでも来てくれたらいいなと思っていたので、そんなに不安はなかったです。経営やメニューの開発は、全くの素人だったので大変でした。お客さんがいい人ばかりで…。8月に準備スタート、10月開店だったので準備期間が少なくバタバタでしたね。

オープンの日は大盛況で秋田市の農家レストラン第一号ということで新聞の取材も来たんです!思わずこんな忙しいなんて!なんで始めてしまったんだろう…と後悔もありました(笑)


ー予想に反する好スタートだったのですね!そもそもモロヘイヤ麺との出会いはどのような状況だったのでしょうか。

元々このお店は葉タバコの乾燥室で作業所でした。柱もそのまま残しているんですよ。私は米農家と葉タバコをやっていたのですが、葉タバコをやっていた当時は子供たちに「何でそんなに体に悪いものを作っているの?」と言われていました。その後たまたまモロヘイヤに出会い、別の場所でつなぎに山芋を使ったそば作りの体験をしたことがきっかけで、モロヘイヤのネバネバはそばやうどんに合うのでは?とひらめきました。もちもちの食感に感動したんです。2年程親戚や友人に配って遊び半分で取り組んでいました。

モロヘイヤは無農薬で育てることができ、収穫タイミングも自分たちで調整できるところが良かったので本格的に栽培へ踏み切りました。麺の製造販売で進めて行こうと思っていたので、近くの販売所やホテルに私が持ち込み、営業をかけていきました。気に入ってくださる方も多く嬉しかったですね。今思うと若かったので怖いもの知らずでした。


ーモロヘイヤ麺の歴史も詳しく教えていただきありがとうございます。メニュー開発で苦労された点等はありますか?

⑫天ぷら

 旬の野菜をふんだんに使用した天ぷら

メニュー開発というか、地の物でおいしいものを食べさせたいという気持ちが強かったですね。当時はまだ夫も会社に勤めていて、今程自分たちで野菜を作っていなかったので、直売所で地元のおいしい野菜、とれたての野菜を見つけてアレンジしていました。


ー取れたて野菜すごく嬉しいです。今日私は1番人気の母ちゃんにおまかせセットをいただいたんですが、それがどれも美味しくて…。こちらの内容は季節によって変わっているのでしょうか。

旬のものですからその日によって変わっています。もちろん通年のメニューもありますが、季節でおいしいものをご用意しています。今日の天ぷらはモロヘイヤ、うど、自生しているみょうがを使っていて、みょうがは初めて使ってみました。


ーみょうがだったんですね、独特の香りのする食べたことのない天ぷらだなーと思っていました。こうした料理のアイディアはどこから生まれてくるのですか。

アイディアというより元々食いしん坊なので野菜を見ながら、洗いながらどうしようかな…どうやって食べてもらう?と食材と相談しています。
お店では全て生麺を使用していますが、お客さんから「お土産にしたい。日持ちするものがほしい。」という声を頂いて、乾麺づくりにも挑戦しました。中々難しかったんですけど、今こんなにきれいに作れているのは息子のお陰なんです。


ー息子さんが現在ではすっかりベストパートナーですね。ではこれからの経営も安心ですね。

ここまでモロヘイヤの無農薬栽培にこだわってやってきたんですが、農業は家族とスタッフ合わせて5人くらいで収穫作業をしています。
私はずっと自分で野菜を作って製造販売とお店の営業もあって、寝る間もないくらい忙しかったんです。今後は新しい人材を募集するというよりも無農薬で農業をやられている方とつながりたいですね。作る人がいてくれたら嬉しいです。


ーオープン当時から考え方や工夫は変えず、地の物でおいしいメニューを提供するというスタイルなのですね。ここまで20年お店をやってこられて、何か変化はありましたか?

実はオープンから徐々にお客様に覚えていただいたことで、売り上げも少しずつ上がっていったんです。コロナ禍になって昨年はどうしようという不安もありましたが、昨年3月と4月はお店をお休みして、5月に再開した時は思っていたよりも常連さんが来てくださり、嬉しかったですね。
お客さんは7割が女性ですが、最近では若い女性、学生さんも来てくれているんです!
始めは年代の近い舌の肥えたお客様が多くて緊張していたりもしたんですが、若いお客様が来てくれるのは心強いですね。


ー若い方も増えているんですね!これからやってみたいことはありますか。

ただ、体にいいだけではだめ。食べて美味しく感じられるものをこれからも工夫して提供していきたいです。そしてこのお店を長く続けたいですね!

⑬全員

 ゆう菜家で働くみなさん

ポジティブでパワフルな浅野さんのお話に、こちらまで聞いていて元気をもらうことができました。
皆さんも是非、暑い夏はさっぱり健康なモロヘイヤ麺で乗り越えてみませんか!

⑭店名


今回ご紹介させていただいたゆう菜家さんの情報はこちら↓
オンラインショップからおすすめのモロヘイヤ麵もゲットできます☆

【著:秋田市地域おこし協力隊 毛利 菜摘】