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なぜ千葉から秋田に来たのか?!CVRさち

2020.2.17 さち
秋田に来て4日が経ちました。
東京との違いにもだいぶ慣れ、様々なことを知り、様々な人と出会う毎日を楽しむことができています😊
ところで、今回は!
【なぜ生まれも育ちも千葉なのに、縁もゆかりもない地、秋田に来たのか?!】
この話をしたいと思います。
この話、とても長いです。そしてとても熱いです!(笑)読んでくださる方には、私の熱い思いが伝わると嬉しいです。

今考えると、大きな決断をしたなと思います。でもそれと同じくらい、大きな思いを持って秋田に来ました。

インターンを知ったきっかけ
きっかけは、学校の授業でした。ある授業のはじめに、「春休みに何か挑戦したい人!ぜひ地域ベンチャー留学に参加してみてください!」そう語る1人の先輩を見ました。その先輩は、同じ大学のひとつ上の先輩で、去年の春に地域ベンチャー留学で熊本県のローカルなテレビ局にインターンしたそうです。
そのお話を聞いたとき、まず「何それ?!楽しそう!」と食いつく自分がいました。けれど、今まで自分のためにこのような挑戦をしたことはありません。いつも一歩踏み出す前に、何か言い訳を見つけて挑戦しないタイプなんです。
けれども今回は、「地域ベンチャー留学」がその日から頭に残り続け…。その日のうちに、「全てのインターン生の受け入れ先が集まる、フェアにだけでも参加しよう!違ったらそこで辞めてもいいし。」そう思いが固まったんです!これ、私にとってすごいことで。(笑)今まで踏み出せなかった私が、一歩踏み出せた。それだけで少し自信がついたと言いますか、すごくフェアが楽しみになったんです!

フェアに参加して
そして、フェア当日になりました。その日は、「とにかく何もわからないけど、色んな人と話そう!」そう思って参加したのを今でも覚えています。とはいいつつ、いつも通りすごく緊張もしてたんですけど(笑)

フェアでは、想像以上に熱い思いの人がたくさんいました。本当にびっくりしました!しかもそれは、年齢に関係なく、みなさんに共通していたことでした。受け入れ先の企業の方はもちろん、学生も、地域ベンチャー留学に関わっている人みんなが、キラキラして見えた。それが正直な感想でした。あの時はすごいと思ったけど、同時に焦りもしたなぁ〜。今考えると、周りと人を比べて、「自分もあんな風になれるのかな??」そう思ってしまっていたのだと思います。

でも話を聞くうちに、その考えは変わりました。私は友達と参加したのですが、休憩時間に「気になるインターン先あった?」と話していると、みんな個々で気になるインターン先を嬉しそうに話すんです。私も興味のあるインターン先のことを語ってました(笑)それが楽しくて!!
「ああ、自分って地方とか、インターンとかにこんなに興味あったんだ」って初めて気づくことが出来ました。これも大きな成長です。だから、このフェアに参加したことで、自分の中にあったモヤモヤがグイッと引っ張られた感じで、すごい何もかも新鮮で、楽しかったんです!

秋田との出会い
フェアでは何回かで、気になる企業の話を書く時間があるんですけど、秋田のコーナーにいったのは終盤でした。
なんとなく聞きに行った、それが始まりであり出会いです。地域ベンチャー留学の先輩が、「意外と最後の方に運命的な出会いあるよ」って言ってたの、ほんとでした!(笑)
私はそこで運命的な出会いをしました。
私が気になったのは、そう!今まさに参加している[秋田林業ホーム]からの【社内コミュニケーションを活性化させよ!】というミッションです。
なんだろう、社会を知らない未熟者だからこそ、すごく引っかかるものがあって。
まず、大学では企業出身の先生が多く、会社に入ることや起業することを前提に授業を受けているので、なんとなく会社についての情報はあったんです。しかも、自分もきっと将来会社に入るんだろうな〜って思ってはいたんです。思ってはいたんですけど、やっぱり想像できなくて。組織で働くことの不安がありすぎる状態にありました。だからこそ、【社内コミュニケーション】というワードが気になり始めました!

秋田へのインターンが決定打となった理由
これはもう、地方×挑戦だと思います。今回は【社内コミュニケーションの活性化】というミッションの内容に関心を持ったという割合が多かったのですが…もともと地方にも関心がありました。

その理由は、私の祖父母が熊本県に住んでいるからです。幼い頃から夏休みに、1人で飛行機に乗って祖父母の家に行くのが楽しみでした。なかなか会えない祖父母は、私が会いに行くと凄く喜んで、ご馳走を作ってくれたり、普段行かないような場所に遊びにいったり、たくさん私に尽くしてくれました。最後の日には悲しくて泣いていたくらい、祖父母との思い出はたくさんあります。しかし、大きくなるにつれて1年に1回すら熊本に遊びに行けなくなりました。電話で話はしますが、実際に会って話したり、体を労ったりしたいなとは思いつつ、時間がないを理由に行けてない日々が続いていて。
やっぱり、地方に住んでいると、こうやって孫にすらあまり会えなくなるんだなって思って。自分が祖父母の立場だったらすごく寂しいだろうなって思ったんです。

祖父母の影響
さらに大きな出来事は、2018年に起こった熊本地震です。私の祖父母の家も大きな被害が出て…お皿が全部割れて公園で一夜を過ごしたり…災害慣れしていない祖父母はとても辛かったと思います。その時に、いつ何があるかわからないということを突きつけられました。だからこそ、私も地方に住むこと・地方で働くことについて興味を持ち始めました。

今回のインターンにかける思い
パートナーの葵と
【私たちがいなくなっても、自主的に改善し続けてくれるような仕組みを作ること】という最終目標を立てました。縁もゆかりもない秋田、会社に来た私たちには、ほんの少しの力しかないかもしれない。けれど、私たちがいることで、少しでも前向きに捉えてくれればこれ以上の幸せはないと思うんです。この目標がブレないよう、日々学び日々成長していきたいと思っています。また、社会を知るという面でも、今回のインターンは非常に意味のあるものだと思います。
1ヶ月が終わり、帰る日になった時に「帰らないでほしい!」と言われるくらいの提案をしてみたい、いや、してやる!という気持ちで毎日挑んでいきます!
ここから何があるかわかりませんが、ぜひ暖かく見守ってくださると嬉しいです。


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