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秋田を知る休日 (CVR あず)

2020,02,15 あず

今回のあきた総研でのインターンは土日が休日なので、今日は私とパートナーの方と一緒に須田さん(地域コーディネーターの方)のオススメスポットなど、様々な場所に連れて行って頂きました!

まず初めに大潟村の道の駅でジェラートを食べました!(ヘッダー写真)ちなみに朝ごはんは全員食べていない状態です。私は黒味噌玄米味と塩こうじ味のジェラートを食べたのですが、黒味噌はコクがあり、塩こうじはしょっぱさがちょうどよく、とても美味しかったです!パートナーはぬかみそソフトクリームを食べていたのですが、どちらも美味しいのでオススメです。

男鹿海鮮料理 三代目ほたる 

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そして次に本日のメインでもあった、男鹿市の漁師さんが調理する海鮮のお店である三代目ほたるさんで昼食を取りました。海鮮定食はお刺身がとても分厚く、あら汁や甘辛煮も付いているので、ひとつで大満足するような定食でした!
ホールを担当していた女性の方は「今日はこれが美味しいよ〜」や、「はたはた(秋田名物の魚)食べてみなよ〜!」と気さくに話しかけて下さり、地域の温かさを感じました。東京ではファーストフードが多くなり、店員さんとたくさん話すお店は多くはありません。私にとって食事は人生において重要なことであると同時に、食事をする環境や相手も重要であります。なので、今日は穏やかでのどかな環境のなかで、店員さんともコミュニケーションが取れるようなお店で食事が出来て、幸せな気持ちになりました。

なまはげの文化に触れる

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私は秋田に来るまで、なまはげと獅子舞の違いがあまり分かりませんでした。ですが、今日なまはげというものについて色んな知識を得ることで、違った見方が出来るようになりました。今までは、子供はなまはげに脅かされて泣いて嫌な思いしかしないのに、なまはげの文化が続くのは何故だろうと思っていました。ですがなまはげの歴史や種類や実際の映像を見るなかで、なまはげの役割は地域の伝統を守るものと日本の礼儀や作法を継承していくためのものも含まれているのではないかと感じました。地域の伝統は守ろうとする人がいない限り、どの代でも消えてしまう可能性があります。今日見学したなまはげ館には同じ敷地内になまはげを体験する施設やコーナーがありました。施設では、実際に家の中で待っていると、なまはげがくるという体験ができるものがあり、コーナーには自分がなまはげの格好をしてなまはげになってみるというものがありました。以前とは形が異なっていたとしても、伝統的に行われていたことをなんらかの方法で次の世代にもつなげていくことはとても重要であると感じます。また、日本の礼儀や作法を継承するという意味では、なまはげがとても礼儀正しいということをより多くの方に知っていただきたいです。地域によって差はあるかもしれませんが、私が映像で見たなまはげは子供を脅かしてからは、親の出した料理(供え物)に感謝をしたり、一連の動作のなかの決められている動きを確実に忠実に行なっている姿が見られました。なまはげは単に子供に恐怖を与えて子供の日々の生活を真面目に送らせるためのものではなく、伝統や礼儀、作法の面からも良い影響を与えていると思います。自分が何かに対して漠然と持っているイメージは、経験することでいくつもの視点から捉えることができるのだと感じました。

最後に

今日秋田を観光してみることで、ずっと同じ場所や環境や文化の中にいると気づけないことがたくさんあるということを学びました。例えば、東京と秋田はかなり性質の異なる地域ですが、それぞれの良さがあります。だからこそ、どちらも経験することで自分の視野や見方・感じ方の範囲はどんどん大きくなっていくと思います。自分の生活が当たり前ではないこと、知らないことや興味のないことの裏には思っても見ないような真実があるということを忘れずに過ごしていきたいです。

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