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秋冬ファッションでよく見るチェック柄6種【覚えてコーデに活かす】

こんにちは。アキスケです。

今回は、
秋冬ファッションでよく見るチェック柄6種
ということで、それらを発祥の由来をふくめて
ご紹介します。

どうしてこんな話をするかというと、
由来を理解していると
コーディネート力がアップするから
です。

先に言ってしまうと、今回紹介する柄は
いずれもイギリス、スコットランド地方を
起源としているものが多いです。

柄の起源を覚えていれば、
例えば
「今日は英国紳士風にしたいな」というときは
〇〇チェックを使う→英国紳士スタイル完成
という風にできちゃうわけです。
(すっごい はしょってますw)

つまり、コーディネートに説得力がでて、
結果、おしゃれにつながるので
覚えておいて損はないです。


では、早速いきます。
秋冬によく見るチェック柄6種類はこちら

・タータンチェック
・ハウンドトゥースチェック
・グレンチェック
・シェパード(シェファード)チェック
・アーガイルチェック
・ガンクラブチェック


これだけではピンとこないと思うので
以下、解説です。

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・タータンチェック

画像1

17世紀ごろスコットランド高地で
形成された柄です。
クランと呼ばれた氏族たちを
表す紋章として使われていたようです。

簡単にいうと、タータンチェック柄は
家紋のような役割をしていた
ということです。

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・ハウンドトゥースチェック

画像2

チェックの一つひとつの形が
ハウンド・トゥース(犬の牙)に
似ているのが名前の由来。

柄が誕生した起源は諸説あるようで、
これもスコットランドの氏族に関係した柄であるとの説が有力です。

ちなみに、和名では「千鳥格子」と呼びます。
千鳥という鳥が、連なって飛ぶ姿に見えることに由来しています。

白と黒で構成されるのが多く、
モノトーンコーディネートに
アクセントをつけるのに重宝する柄です。

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・グレンチェック

画像3

先述のハウンドトゥースと、
ヘアラインという柄の組合せからなる、
大きなチェック柄です。

スコットランドの
グレンナカートという地域で
生産されたのでこう呼ばれます。

これも色は「黒・白」が基本で
モノトーンコーディネートをするときに
使い勝手がいいです。

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・シェファード(シェパード)チェック

画像4

2色使いで、ブロックチェック(市松模様)の
交差していない部分に、
地色の斜線が入っているのが
特徴のチェックです。

シェパードというのは、
「シープ=羊」と「ヘッド=頭」からきた、
羊飼いのことを指す単語です。

スコットランドの羊飼いたちが、
はじめてこのチェックを着用したことが
由来とされています。
ハウンドトゥースに似ていますが、
牙の部分が異なります。

よだんですが
犬のシェパードも同じ語源です。  へー。

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・アーガイル・チェック

画像5

菱形と細い斜め縞によるチェック柄。
スコットランド西部の
アーガイル地方が名前の由来です。

ニットや靴下に多く見られる柄ですね。

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・ガンクラブチェック

画像6

地に同色系の濃淡3色で構成されるチェック。
チェックの模様はシェファード・チェックと
同じですが 色数が異なります。

画像とは少しことなりますが
基本の色使いは、
明るいベージュの地色に、
焦茶色・淡茶・赤茶の組み合わせです。 

アメリカ東部のガンクラブ(猟銃倶楽部)が
ユニフォームの柄に使用したことから、
こう呼ばれています。

ハンティングジャケットによくある柄ですね。
カントリー調のコーディネートに
取り入れたい柄です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまでご覧になると
すでにコーディネートがアップしていませんか?

だって、例えば

きっちり英国紳士風にコーディネートしたい場合
・シェファード(シェパード)チェック
・ガンクラブチェック
はいったん避けますよね。


ぶっちゃけ細かく意識している人は
ほとんどいないでしょう。
けれど、いつかのnoteにも書きましたが
男性の洋服は女性よりも形が限られています。

その中でおしゃれする方法のひとつとして
柄の由来を理解してに活かすことは
結構差がつく要素です

引き出しのひとつになればよきです。

ぜひみなさんもご自身のコーディネートに
チェック柄を使うときは
柄の由来を意識して組み合わせる、ということにもチャレンジしてみてくださいね。

それでは、また!

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