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【ファッション】スーツの着かたを知らないうちに買って失敗したモノ

こんにちは。アキスケです。

春になって今シーズンからスーツを着るという方もいると思います。
しかしスーツを着ることはカジュアルと何かと勝手が違うもの。買うときにいつもより悩んだり、買ってから不安になったりすることも多いです。

僕もはじめのころは何を買ったらいいかわからなくて、単にきれいな色とか、変わった柄などに惹かれて購入して、「失敗だったな」と思ったことが何度もあります。

そこで今回は僕はスーツ関連の洋服選びで失敗した経験談を3つお話しします。

日々のビジネスシーンでの装いに参考になれば幸いです。

■ネクタイは柄の印象を理解して選ぶ

ネクタイにはいろんな柄があります。そしてそれぞれの柄には当然ルーツや見た目に与える印象があります。

だけど初心者のうちは、そんなのお構いなしに自分の物差しで選びがち。当時スーツ初心者だった僕は小紋柄のネクタイを買ったことがありました。

そのときはもちろん知らなかったのですが、小紋柄はクラシックな印象をあたえる柄で、言い方かえれば「おじさん」っぽく見える柄です。20代前半の若造にはちょっと使いこなせませんでしたね。

柄への理解が足りなかったのと、単品の見た目だけで選んだ結果でした。

■ボタンダウンシャツへの偏見

勝手な思い込みだったんですが、スーツスタイルにおいてボタンダウンカラーのシャツをそうでないシャツに比べて「なんとなく」カッコ悪いと思っていました。ボタンの無いシャツのほうがスマートな感じがして。

これはもちろん偏見です笑
それによってコーディネートの幅を狭めてしまっていました。

ボタンダウンは、もともとはポロ競技において羽根襟がパタつくのを避けるために生まれたディテールですから、スポーティーなジャケットスタイルには相性がいいシャツです。紺ジャケ+グレースラックスのような定番のジャケパンスタイルにも使えますし、IVYスタイルにも欠かせないアイテムです。

また場合によっては襟のボタンを外して着るという上級テクニックによってバリエーションを見せることもできます。
つまり、立派なおしゃれアイテムなんです。
歴史的背景を知ることって大切です。

■イタリア靴のローファー

ビジネスでローファーを履く人はあまりいないかもしれません。けれどドレスアイテムでの失敗例として一応載せておくことにしました。

全部が全部ではありませんけれど、イタリアの革靴の傾向としてスマートなフォルムと軽さ・柔らかさがあります。

特に、マッケイ製法という作り方でつくられている靴はおおむねそうなっていて、見た目に凸凹の少ない流線型のシルエットをしています。そのため華やかな印象をしています。かつ柔らかい革を使用していることが多いので履きはじめから歩きやすいんですよね。(履いた瞬間はそう思います) あと、イギリスやアメリカの靴に比べてソールが薄いです。

そういう長所があるいっぽうで、
耐久性に劣る
ソールがうすいから足が疲れる
ソール交換ができない、もしくは1回
という短所があります。

特に足が疲れやすいことに関しては、立ち仕事や歩くことが多い方にとってはつらいですから、長所短所を理解して選ぶようにしましょう。

僕は当時立ち仕事で、上記のようなイタリア靴のローファーを履いていたことがあったのですが、まじキツかったです。足痛い。。。

イタリア靴使えねぇ、という話ではなくて、「物を知らなかった自分」がいうまでもなく原因です。ただ、こういう経験をとおして自分の好みに合うものとか、自分の今の状況・暮らしに合致するものが少しずつ選べるようになっていったと思っています。


というわけで今回は、スーツスタイルでの物えらびの失敗談をお話してきました。

10代のころはどうしてもスーツ関連の情報に触れないし、教えてくれる大人もいないので、さぁ社会人となったときに迷ったり偏見が邪魔をしたりすることがよくあります。

今回は3つだけでしたけれど、この失敗を日頃のスーツスタイルに活かしてもらえたら、と思います。

それでは、また。

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