日曜なのでRTFKTのニュースをぼーっと眺めていた
こんにちは。アキスケです。
日曜日は気になるデジタルファッション関連のニュースをまとめているのですが、この年末くらいの時期になるとニュース事態が少なくなります。そんな感じなのでなんとなくネットを眺めています。
つい先日にNIKE傘下のweb3プロジェクト「RTFKT」 が2025年1月にサービス終了となることが発表されました。
それについて、「NIKEはRTFKTを終了にするべきではなかったよね」という意見の記事があったので貼っておきます。
■Nike should have never killed its NFTs
https://www.fastcompany.com/91246976/nike-should-have-never-killed-its-nfts
記事では以下の点でNIKEはRTFKTを終了にするべきではなかったと言っていました。
技術的快挙: RTFKTは革新的な技術を実現し、未来的な可能性を示した。
ブランドの未来像の提示: Nikeだけでなく、ファッション業界全体に新しいブランディングの可能性を提案。
拡張現実との融合: AR技術を活用した商品(CryptokicksやGenesisフーディー)がブランドメッセージを強化し、消費者体験を変革。
文化的価値の創出: 単なるマーケティングを超え、ブランドが文化の創造者として機能する可能性を示した。
長期的視点の必要性: 短期的な業績悪化に惑わされず、長期的なイノベーションの投資が必要。
新しいメディアの誕生: ブランドが消費者との関わりを深める新たな手段を提供。
個人的には、これを見るとちょっと早かったのかな。と思うのと、資本主義のしかも大企業の物差しの犠牲になったようにも思えます。
ちょっと早かったと思うのは特に、箇条書き3つめの拡張現実との融合というところで感じています。今年Apple Vision Pro が発売したり、Meta ではスマートグラスRay-BanMetaがすごく売れ行きが良いというニュースも見かけました。
つまり、イケてるデジタルファッションアイテムを使うための十分な環境がこれから整ってくるところだった。なのであと2~3年、あるいは最近は進みが早いので、もしかしたら1年タイミングが違っていたら結果は違っていたんじゃないでしょうか。
あと、RTFKT はこのあとどうなるのか、はやっぱり気になります。NIKE傘下になる前は独自で運営していたわけなので何らかの形で続くことはないのかなー。とか考えます。
サービス終了のアナウンスが出ていた頃、RTFKTのこれまでの活動にリスペクトを持っている一部のお金持ちの中には、プロジェクトを買い取りたいという人がいたようです。それが本気かどうかわからないですけど、個人的には誰かの助力でプロジェクトが消滅ではなくて持続していって欲しいなと感じています。
数年後に製品がめっちゃ流行るとかあると思うんですよね。RTFKT、というかNIKEのデザインってけっこう未来的なのが多くて10年、20年後にみんな使い始めるとかスニーカーだとよくあるじゃないですか。
RTFKTの製品についてもそういうことが起こっても全然不思議じゃないよね。と思ってます。