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ARがリアルとデジタルの架け橋になる【デジタルファッション】

こんにちは。アキスケです。

画像加工。と聞けば
目を大きくしたり、
肌をキレイに写したりするのが
主だと思っていました。

1年前ぐらいの僕は、たしかに。

そういえばSNOWというアプリがだいぶ前に
あったけれど、自分は使わなかったので
忘れ去っていました。

しかし、デジタルファッションに
関心を持ち始めた昨年から最近にかけて
目を背けずにはいられなくなってきています。

というのは、デジタルファッションを
展開するブランドにおいて
このARフィルターをリリースする
ケースが多くなってきたからです。


なぜ増加傾向にあるかというと、
・遊びやすさ
・メタバースが発展途上
これらが主な理由と考えます。

そもそも昨年ぐらいから盛んになった
メタバースに関連している
デジタルファッションは
ブロックチェーンと関連していることもあり
使用するのに現状はハードルが高いです。

ざっくり言えばとっつきにくいのです。

これでは新規ユーザーを獲得して
どんどん市場拡大していくにあたって
マイナス要因なので気軽なタッチポイントが
必要です。そこで着目されているひとつが
ARフィルター、というわけです。

Z世代と呼ばれる層を中心に
画像を加工して共有して遊ぶのは
いまや当たり前ですから。

実際にNIKEが買収したRTFKT は
昨年ころからSnapchatでデジタルアイテムを
楽しめるようにしています。
RTFKTのNFTは購入するとなると
数十万、もしくは数百万円のお金が必要です。

しかし、SnapchatのARフィルターであれば
無料で楽しめます。

「RTFKTのNFT欲しいけど買えない」
「NIKEが買収したRTFKTって何だろう?」
そう思っている人たちに触れてもらえて
ファンの増加につながるタッチポイントを
つくっています。


それと、デジタルファッションの多くは
メタバース空間で人々が楽しい時間を
過ごすためのツールを目指していますが

メタバース自体がまだまだ完成していない
という状況があります。

空間も完成しきっていませんし、
何か大きなイベントがあれば
参加ユーザーは一時的に増えますが
基本的には過疎っています。

そのためユーザーたちは
お気に入りのブランドの
デジタルファッションは買ったけど
使う場所がないのです。

そこでARフィルターを提供することは
お気に入りのデジタルファッションの
待ちに待った使用機会でもあるのです。

この時使うARフィルターは
メタバースで使えるNFTとは
別物であることがほとんどです。

そのため現状メタバースで使えるアイテムを
所有するユーザーにとっては言葉は悪いですが
いったんの箸休めにはなるものの
メタバースで遊ぶ日を待っていることには
変わりありません。


デジタルファッションのARフィルターの例

代表格としては
やはり、先述のRTFKTがあります。

Snapchatで使えます

日本のプロジェクトでは
XXXXTH が昨年からタトゥー型の
フィルターを展開しています。

Snapchatで使えます

今年に入ってからは
NEO TOKYO PUNKSという日本で人気の
プロジェクトがブランドアイコンでもある
マスク型のフィルターを ↓

Instagramで使用できます

そして、つい最近では1BLOCKから
独自のARアプリ(β版)がリリースされています。

ios対応のアプリです
詳しくはこちら

以上のように、
使い途に飢えていたデジタルファッションですが
ARフィルターをフックとして盛り上がりを
つくろうとしている空気が今はあります。

良いところとしては
その多くが無料で遊べること。

新しいものはワクワクもするいっぽうで
やはり多少の不安も伴いますから
まずは金銭的不安をなくして提供することは
新規ユーザーの参加にプラスに働くはずです。

クオリティについてはものによって、
特に「境い目」に関しては、まだまだ伸び代を
感じさせるところではありますが
海外のクリエイターには
かなり違和感のないフィルターを
作る人もいるようなので
じきに十分なクオリティになるでしょう。

Instagram、Snapchat、または
プロジェクト独自のアプリ…
ARフィルターから盛り上がりを
魅せようとするデジタルファッションに
今後も注目です。

それでは、また。





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