【ファッション】靴のお直し屋さんってスゴい【革靴】
こんにちは。アキスケです。
靴のお直しをしろ、と
何度か偉そうなことに書いています。
そういうお前はどうなんだ？というわけで
お盆休みを利用するつもりで
靴のお直しに行ってきました！
実は手持ちの革靴で
「お直ししなきゃ」と
わかっていながらも
できていないのが
1足あったんですよね。
この革靴のここ！ヒールです。
けっこう磨り減ってしまっています。
ヒールのラバーが減って、
さらにレザー部分まで削れています。
これは通常のリペアよりは
時間も値段もかかりそうだな、
と思いつつも街のお直し屋さんへ
持ち込みました。
結論から言うと、
値段は5,500円かかって
なんと1時間で出来ちゃいました。
仕上がりはこちら
ついでにアッパーを
磨いてくださったようで
全体的にとてもキレイになりました！
リペアの内容を少し話すと
先にあげた程度レザーが削れたくらいでは
値段や修理行程が余計にかかることありません。
ヒール部分はレザーを何層か積んで
作られているので今回のような場合は、
ゴムの部分と、削れている部分のレザーの層を
剥がして新しいものを張りつけることで
済みました。
また、リペアのお値段は
使用するヒールの種類によって異なります。
大きく分けて2種類あり
レザーとゴムを組み合わせたヒールと
ゴムのみでつくられたヒールがあります。
いずれもUNION WORKSより引用
さらにレザーの質や
ゴムの加工方法、素材の厚さなどで
お値段は変わってきます。
だいたい3,500円から8,000円くらい。
今回選んだのは
レザーとゴムを組み合わせたヒールで
レザーはイングランド製の素材です。
何がどう違うかというと
レザーソールの方が
見た目の雰囲気がドレッシーになります。
また、履きなじんでくると柔らかさが出て
履き心地がいいです。
ただし、水濡れや磨耗、グリップの点で
ゴム製のヒールに劣ります。
また、どこ国のレザーかによっても
若干の違いがあります。
今回僕が選んだイングランド製のレザーは
固めであるため馴染むまで少々時間は
かかるものの、他のレザーと比較して
磨耗が遅いという特徴があります。
これが例えばイタリア製のレザーの場合には
比較的柔らかいという特徴があるため、
馴染むまで早いものの
磨耗するのも早い傾向があります。
こんな感じでパーツによって若干の違いがありますのでご自身のライフスタイルにあわせて相棒感が強く感じられて、履くのが楽しくなります。
それにしても
かかる時間が1時間で済んだのは驚きでした。
もちろん混雑状況やパーツの有無、
必要な行程によって変わってくるとは
思いますけれど、もっと時間がかかると
思っていましたので。
しかもすごくキレイになって戻ってきました。
お直し屋さんってスゴいですね。
職人さんの仕事に感謝です。
もし、お急ぎの件がある場合には
お住まいの街のお直し屋さんに
相談するようにしてみましょう。
それでは、また！
ちなみに、
たとえばこれが購入元の販売店への持ち込みだと
提携している工場に送ったりなどの行程が
ふくまれるので、もっと時間はかかります。
もし、お直ししたい靴がとても貴重で
どうしても純正のパーツで直したい、
などとの場合にはいちばん確実なので
本当に細部までこだわるなら
この方法がいいです。
ただし、東京のような都会であれば
そもそも優れたお直し屋さんが
何軒かあると思いますので
そこに持ち込むのがいいと思います。
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