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【短歌】流転に向かって飛ぶ

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きっと言葉はどこにでも転がっているはず
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2020年3月の記事一覧

短歌 046-050

酸性の雨が染み込む鉄の街/想いは溶けて融けて流れた
今はまだ橙の中/やがて来る夜の帳を願って逃げる
不確かな心に潜むズレだけを愛せたのなら許せたのなら
目を閉じて出来損ないの夜を生む/月のフォントを崩して見てた
「永遠」の真似事をする子供らの影を疎んだ砂上の私

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