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初めてのお客さまの心をどう掴めるのかー前編ー

さー、個人事業主になって一番最初に肝心なこと。

初めての方、自分を選んでくださった方の心をどう掴めるのか??


サロンを開業するにしろ、講座をするにしろ、商品を販売するにしろ、会社を経営するにしろ、個人事業主には絶対にクライアントさんがいるはずです。

大事な初のお客様、クライアントさん、取引先さま。
その方々の心をどう掴むのか??

たくさんたくさんあるお店や会社の中から自分を選んでくれた。それはとても奇跡的なことです。その奇跡という必然をどう活かすのか?

クライアントさんは期待を込めてやってきます。期待してない人などいないでしょう。どんなお店なのか?どんなオーナーさんなのか?どんな商品が届くのか?とワクワクと不安が入り混じっていることでしょう。

では、まず

(1)会う前の印象は?

初めてクライアントさんと会う前、ご予約、アポイントの大半がメールでしょう。ポチっとして予約。初のメールのやりとり。
これで第一印象が決まります。

私の場合、予約のメールはもちろんビジネスなのですが、自分自身のキャラとしてたくさんの嬉しさを表現しています。
「ご予約いただきありがとうございますー!!嬉しいですっ!!」
これが私のキャラだから。

真面目で丁寧なキャラの方もいらっしゃいますよね。「この度は数あるサロンの中からご予約いただき誠にありがとうございます。」という丁寧できちんとしているというのが魅力の方もいるでしょう。

この最初のメールで第一印象は決まっています。

みんなは、どんな表現をしていますか??どんな表現が好きですか?どんなお客さまに選ばれたいですか??


(2)当日のドキドキをどう解消できるのか?

私の開業当初のお仕事はマッサージサロン運営です。これを例にお話ししましょう。

先日とあるマッサージサロンに初めて伺いました。予約の段階から2行くらいのあっさりしたメールの返信のみでした。「あっさり業務的なメールね・・・」と思って当日サロンへ伺うと・・・

まず、入り口がわからない。Googleマップが示している場所とずれていて、他のお店に入ってしまう構造になっていました。エレベーターを降りてからも、構造が複雑でどこに行っていいのかわからない・・・

で、それをオーナーさんにお伝えしたのですが・・・
「わかりにくいですよねー。ホームページに載せないと・・・」

え??それだけ??

最初に感じた違和感という直感はすべてを物語っています。
結局、最後まであっさりしたオーナーさんで、終始何も会話がないまま終わりました・・・
うーん・・・残念ながら、リピはないでしょう。
なぜなら、私は人と人としての繋がりでご縁を結ぶから。人間的なお付き合いがあってこそ心を動かされます。

私はサロン開業当初は、ご案内メールで、マンションの外観からマンションの玄関の門の開き方まで、これでもかというくらい詳しく、駅からサロンにたどり着くまでの道筋を記載してお送りしていました。

そして、予約を下さった方のお名前入り手描きウェルカム用紙を玄関に飾ってみなさまをお迎えしていました。
まずは、自分の名前が手描きで描かれているということで特別感は少なからずあるはずです。お顔を合わせる直前にほっこりできるかもしれません。これだけでも、ドキドキ感は解消されるんじゃないかなーと思います。


そして、お逢いしてからは次回です→

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