この世界線を生きてゆく
心の病気になると、
私の場合、
色々なことに「心の病気のくせ」が出ます。
心の病気は、脳の病気、とも捉えられるので、
生活や人生で色々なことを思考する際の脳の動き方にも、
心の病気のくせが出る気がしています。
うつ的思考の、
「0か100か思考」「〜ならねば思考」「ネガティブな色眼鏡」「何事も自分に関連して考える」などが代表的な考え方のくせです。
また、やりたいこと、挑戦してみたいことがあっても、
つよい不安や対人恐怖などが抑えられず
行動そのものを諦めたり辞めてしまうことも、
私の心の病気のくせといっていいかもしれません。
朝ドラで流れていたこの部分の歌詞を、
よく心の中でつぶやいてしまいます。
「心の病気にならなかった世界線の自分」
を想像するにはいられない時があるのです。
具体的に書くのも恥ずかしいですが、
「心の病気にならなかった世界線の自分」は、
「友人と共に社会起業家となって働き、同じ志を持った仲間と誇りと充実を持って取り組んでいる。子育ても真っ最中。」
と、そんな具合です。
(かなり高い理想を描いていることにも「心の病気のくせ」の完璧主義的な部分を感じずにはいられません…。)
色々な思考、行動、言動。
それにもし「心の病気のくせ」がなかったら…。
くせのない、ピュアな思考、
直感的な行動、
そこからはじまる人生の好展開。
そんなことが起きていた世界線の自分を想像してしまいました。
でも、それはあくまで「もしも」「If」の空想おとぎ話にすぎないのですよね。
私が現実、生きてる世界線は、
「REAL」「心の病気サバイバー」なわけです。
だから、「心の病気の自分」を精一杯、リアルに生きるしかないのです。
私は、天パ傾向にあり、髪の毛もくせが強いです。
学生時代は、縮毛矯正、ストレートパーマをかけ、一生懸命ヘアアイロンで伸ばしていました。
いつからか、天パの自分も好きになりたいと思うようになりました。
今では、わざとカールを活かした髪型にしています。
(サイゼリヤの壁画の天使の髪型を参考にしました。笑)
くせがあってもいいじゃないか、
それも可愛いじゃない、
と感じられる自分になりたい。
髪のくせより、心の病気のくせの方がよっぽどしんどくて流す涙も多いけど、
それでも諦めず、
いつか、
おっまたいつものくせが出たな、よしよし、
と自然になだめられる日が来るように。
これからもきっと一筋縄ではいかず、
茨道ではあるけれど。
それでも、リアルでサバイヴな今の自分の世界線を生きてゆこう。
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