本好きの30問
こんな事をやると“本が好きな自分が好きです”と自己開示しているようで恥ずかしいのですが見かけたのでやってみます。
◆いま現在、読んでいる本
日本的思考の原型/高取正男
自分専用のお茶碗や箸,コップを他人に使われた際に不快感,違和感が生じるのは何故か?
それは日本人特有の感覚なのではないか?
そんな問いから始まる内容。
スラスラ読める。
◆次に読む予定の本
神々の沈黙-意識の誕生と文明の興亡-/ジュリアン・ジェインズ
クッソ分厚い。
図書館で借りたのだが読み切れなかったので購入した。
分かりやすく言うとハーモニー・プログラムが発動した後の様な。
なかなかに浪漫溢れる筋立て。
人類は意識を持たない群体のままだった方が幸せなのではないか?
*あるいはソラリスの海に溶け合うべき
◆積ん読のなかで1年後くらいに読むんじゃないかな?という本
トロイア戦争全史/松田治
古典ギリシア/高津春茂
一般教養だよなあ...と思いつつ積み続けています大変申し訳ございません。
◆手元にないけど近いうちに入手する予定の本
暗闇の効用/ヨハン・エクレフ
生物学者が綴った科学エッセイ。
ここ数年、山中や渓流で寝泊まりする機会の多かったおれはアウトドア趣味を持たぬものよりも闇に触れる機会は多かった。
世界を見つめる視点の“解像度が高い”生物学者からみた闇はどの様に映るのか、気になるところ。
快/不快,体験則(反省に繋がらぬ体験は経験ではない)だけで世界,人間を理解した様な気分にはなりたくはない。
理性と自我を切り離せてこその人間なのではないだろうか。
なのでおれは新しい視座を手に入れたい。
Amazonの欲しいものリストに100冊くらいあります。
誰か買ってください。
*乞食スピリッツ
あと偉そうに語っていますがぼくはクズです。
赤いセルフレームの眼鏡をかけた異性を見るだけで興奮に囚われてしまいます。
◆いつか絶対読んでやる予定、しかし予定は未定…の長編シリーズ
失われた時を求めて/プルースト
学生時代に読んだというか目を滑らせただけのなので...
◆今の私を作っている基礎だと思う本、または作家
自省録/マルクス・アウレリウス
イェイツ詩集/イェイツ
荒地/T.S.エリオット
闇の奥/ジョゼフ・コンラッド
レッドサンブラッククロス/佐藤大輔
水滸伝,楊令伝,岳飛伝/北方謙三
◆大人になって読んで、これ子供の頃に読みたかったなあと感じた本
女王陛下のユリシーズ号/アリステア・マクリーン
◆子供の頃に読んでおいて良かったなあと思う本
平家物語
アニメ版「平家物語」も中々良き。
羊文学の「光る時」が使われたオープニングで平家一門の皆様が出てくるシーンでおいちゃん泣いちゃった。
原作勢からすると
“最終回のストーリーが決まっていたとしても”
は反則すぎるパンチライン。
*最終回のストーリー=壇ノ浦
◆子供(3〜12歳)のころ特に好きだった本/シリーズ
三国志/横山光輝
◆思春期のころ特に好きだった本/シリーズ
詩集全般/イェイツ,T.S.エリオット,ワーズワースなど
◆16〜20歳のころ特に好きだった本/シリーズ
戦記物及び冒険小説/佐藤大輔,ジョゼフ・コンラッド
◆30代以降、特に好きな本/シリーズ
国境三部作+ノーカントリーフォーオールドメン/コーマック・マッカーシー
◆現在、最も気になっている作家
ジョセフ・ヒース
◆ぜったいに読みたい本
ハクメイとミコチの単行本は年一回の楽しみ
◆持ってることが自慢できる(?)お宝本
佐藤大輔作品は全て初版で持っている
◆実際に会って話をしてみたい作家はいますか?
(既に亡くなった作家も含む/外国語の言葉の壁はないものとする)
王陽明,マルクス・アウレリウス,佐藤大輔
◆今までに読んだことがあるもので「これ自分がプロになって書き(描き)たかったやつ!」と強烈に感じた作品
創作欲がないのでありません。
◆生まれ変われたらなってみたい既存の作家
佐藤大輔。
レッドサンブラッククロスにおけるカリブ海の死闘のプロットだけでも...!
あと大失敗に終わった「剣」号作戦とか。
付け加えるとおれは限界ハイキューおじさんなので2年目と3年目を描いて自分だけ独り占めして読む。
*正直蛇足になるからあの展開でよかったと思う
*劇場版、絶対尺足りないだろ!
*でも多分、泣く。見開き使って合宿シーンに戻るあそこで絶対、泣く
◆定期的に読み返す本
自省録,闇の奥,大水滸伝サーガ,佐藤大輔作品全般
◆一度読んで、これ以上はいいかなと感じた本/作家
ポリコレアフロ
作中のお人形さんに喋らせる内容が論理的に破綻しているから
◆ぶっちゃけ苦手な分野の本/作家
藁人形を用意してスカッとジャパンする系作品全般
◆ぜひ映像化してほしい本/作品
劇場版三部作で佐藤大輔の「征途」
監督は押井守で
◆ぜったいに映像化して欲しくない本/作品
特になし。
◆「巨匠」という言葉からイメージする作家
水木しげる大先生。
◆「偏愛」という言葉からイメージする作品/作家
澁澤龍彦。
永遠に太平洋戦争リプレイおじさんこと仮想戦記作家の横山信義先生。
帝国海軍の砲術科に恨みでもあるのかと言わんばかりに帝国海軍さんサイドの砲撃が当たらないのは笑ってしまう。
*初期作品。最近は大分とマシになった
*帝国海軍の戦艦が米軍の軽巡にボコられ撃ち負けそうになるとか何の冗談だよ
*帝国海軍の練度は高かった説の逆張りにしたってバランスというものがあるだろう
◆ 一週間入院する自分と同年代の友人に差し入れるならこれって本/シリーズ
他者に本を渡すとか趣味の悪いこと(あくまで自分自身への言説)はできません。
*自分が渡される分には喜んで受け取り読みます
◆ 外国に移住する自分と同年代の友達へプレゼントするならこれって本/シリーズ
同上。
◆元気を出したい時に読む本/作家/ジャンル
頭を使わなくてもいい⭕️暴シーンに限る。
嘘喰い,バトゥーキ,シグルイ,ケンガンアシュラ,終末のラグナロクあたりで好きな暴力シーンを読む。
元気が出る。
◆もし自分がオーナーになったらこんな店にする!という妄想の本屋
風呂,サウナ,筋トレ,食事,酒,買淫,ギャンブルが全て堪能出来る背徳的で冒涜的な本屋
◆いま思いつく「オールタイムベストロボット」
(お題/ジャンルは自由でかまいません)
このBGMの中、圧倒的火力でキングシーサーとゴジラをボコするシーンは爆笑...じゃないや圧巻である。
口がパカパカしたり手首が回転するシーンは日本特撮史上に残るお笑い...じゃないや名シーンなのでぜひ本編を見てほしい。
ゴジラSPの最終話ボーナスカットでこれが流れた時に居間で大爆笑して前妻に怒られたのはいい思い出。
熱線発射シークエンスまで8話だか9話くらいまで引っ張りやがって。
熱線発射シークエンスでは1番好きかも。
次点でシンかな。
モゲラの勇姿はここから!
目から殺人光線!
頭のアンテナが可愛く回転するぞ。
以上。
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