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オペレーションは全職種に通ずる!? 「THE GOAL」と「リエンジニアリング革命」を読んで

どうもAKIRAです!

最近自分のキャリアって尖ってないなあ〜と思い、自分のキャリアを見直した時に「オペレーション・facing to customer」の2点が自分のキャリアとして興味が強く尖らせることができるよなと思い始めました。

まずはということで、オペレーション関連の本から読み始めました。それが「THE GOAL」「リエンジニアリング革命」になります。

この二冊から自分なりに全職種に通ずることがありそうだなと思ったのでこちらに綴っていこうと思います。

1 オペレーションの一般的イメージ

私がステレオタイプで思うところではありますがw、「オペレーションは裏方、花形ではないのでやりたくないなー」と思っている方多いのではないでしょうか?

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※イラストに悪意はありませんw

確かにかなり地味で泥臭く、フロントに立って業務をするものではないので、私の思っているステレオタイプは他の人も同意なのではないかなと思っています。(新卒の時も全く同じでオペレーションやだなーとか思っていた1人でしたw)

ここでオペレーションのビジネス向けの定義的な物を確認しようと思います。

オペレーションとは、使われる場面で様々な意味を持つ言葉ですが、ビジネスでは一般的に、業務の目標を達成するため、物事を運営・推進していく手順を定めること、また、それに沿って実施していく一連の作業、実務のこと

一般的に機械などを動かして製造を行うことや、カスタマーサービスなどといった物を思い浮かべることが思います。

ただオペレーションが回っているというのは、常に市場に合わせて改善を行っているおかげで組織が存続していけているのです。

かなりざっくりではありますがオペレーションって大切なんだよ!がなんとなく伝わったかと思いますw

では、なぜビジネス全般にオペレーションが通ずるのか二冊の本を通して私なりの解説をしていこうと思います。

2 「THE GOAL」と「エンジニアリング革命」

二冊ともオペレーションの改善について記載をされている物になりますが、特に二冊とも共通しているのが「まずは目標は何か?」ということ。

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オペレーションとは、定型化できる物をフロー化し動かしていく。作業をしていて負荷が大きいと思えば局所的に改善を実施。

オペレーションなどに携わらない方や大手でボトムアップで考えてしまいそうな環境にいる方が思われがちなのではないでしょうか?(私が実際にそうでしたw)

決して間違いではないと思います。ただこれではオペレーション従事者のモチベーション減、事業インパクトを与えられない受動型の組織になり、会社自体が市場の変化に耐えきれない構造になる可能性があります。楽しさがないのですw

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これを脱する為に両書では、トップダウンで「目標」を立てよう!ということを記載しております!(私はそう解釈しました)

トップダウンで考えるとは、視座が高くなりオペレーションが組織、組織を通して市場にどう言ったインパクトを起こすことができるのかが見えます。これがモチベーション向上、市場変化からの遅れを回避するなどと言ったことにつながりやすくなります。

目標が明確になれば、戦略を道を外すことなく立てることができ戦術→手段を順序立てることができます。

要は生産性・市場価値が上がっていくのです!

ただ、これを1人またはリーダー陣のみで対応はしてはいけません。他部署・現場の人からリーダー陣と様々なレイヤーを巻き込んで対応していかなければなりません。

理由としてはバイアスがかかってしまうのを避けるためです。視座視点を高く広く持つことが大切です。

ここから改善するには?の話になるのですが、前の方でもお伝えしました通り局所的に対応するのではいけません。何が必要で不要で統合した方がいいのかを各事業インパクトにインパクトがあるようにオペレーションを作らなければなりません。そして常にオペレーションを見直すという心持で。

こう言った俯瞰して全体を見て何をオペレーショナルにするかなどを思考して実施する。プロジェクトマネジメント力もかなり求められてきます。

どうでしょう??オペレーションも中々広義で奥が深いと思います!

本書では下記のような例が挙げられていました

営業から上がってきた受注案件をひたすら納期に間に合うように工場が
局所的に改善を回して作業をこなしていた
⬇︎
全体に視座を向けたことで何が工場に求められているかを把握し、
「コストセンターからプロフィットセンターへ」という思想へと
転換していき会社全体のスループットが改善され全体売上向上に繋がった
オペレーションは分割して回せば効率良く対応ができると
文化が浸透していた
⬇︎
実はそれ自体が不効率であり顧客へのサービス提供が遅れる原因となっていた。スループットを見直し不要な物を省き、オペレーション統合などを行いサービス改善に繋がり機会損失を防ぐことになった。

※かなりざっくりではあるのでこんな感じのが記載されているのかぐらいに思っていただければw


3 ビジネス全般に何がオペレーションが通ずるのか?

要は何もかも目標という存在から全てが始まり、組織の血液であるオペレーション思想が肝となり、全体のスループットを意識して仕事に打ち込むことができると私は考えています。

これが変化に対しての抵抗感を無くし、進化・退化による消滅を防げるのではないかと思っております。

また、全体を通して何をオペレーショナルにしていくかなどを見通していくこともまた然りのためプロジェクトマネジメント力も通ずるものがあると考えています。

これは組織だけでなく個人の市場価値を上げてくれる能力だと思います。

ただ、「考えはできるが組織が大きすぎて無理!」というのも一定あることは理解しています。

それに対しては自分から組織に対して凸るか、一歩引いて「残るべきか?」を考えてみるのもありではないかなと思います。(常に改善を行っていない組織は退化に向かっているのと等しいと考えているからです)

4 最後に

是非この二冊を読んでオペレーションの面白さに気付いていただきたいなと思い、かなり抽象的に書いてきましたw

なぜ一冊ではなく二冊かというと「腹落ち具合」が違うからです。

よく同じ種類の本なはずなのに、「内容が全然違う」とかあると思います。ただ複数冊触れることで同じような内容に出会うことができます。

同じ内容が出てきたということは世の中の経験則から、それが通じる確率がとても高く本質的であることが高いと思っているからです。

もしよろしければチャレンジしてみていただきたいです!

ここまで読んでいただきありがとうございました。







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