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30歳、40歳違ったら生まれた時の法律が違うと思うの

この話をしようと思って何処に書こうかなと悩んだので、noteを始めました。
色んな世代と日々交わりながら社会生活している方にとっては、今更の話かもしれないなと思うんですが。
わたしは最近、自分の社会生活の中でものすごく痛感する出来事があったのでした。
気をつけて、みたいな感じでもなく。でもこういうことがあるので……気をつけて、かな。そこにもしかしたら出口があるかもしれません。そしたら早めに出ちゃって。みたいな話です。
エッセイで書きましたが、なかなかないわというトラブルを半年くらい抱えていて。多分終わったと思う。このトラブルについては語ることはないです。誰のためにもならない話。
そのトラブルの終わりが長引いた理由の一つだと思われることが、もしかしたら汎用性が高いかもとどっかに書こうと思って。真面目な話というよりは堅い話だし、ある世代を非難している内容と受け取られる話なので場所に悩んだ。「この世代のこういうタイプの方々」という一定層に困ったという話ですが、その世代の人全てがそうだと言ってないと最初に胸に刻んで聞いてください。
その世代にそういう方々が少なからずいて、そしてそういう人々がいるということを知らない、若い世代がいるという話です。
わたしの親世代、七十歳前後の方々。その世代でも何かしら社会的立場のある人、過去にあった人。社長会長、先生(学校だけじゃなくて、先生と呼ばれる立場だった人)の中に、その世代の成功感覚で結構実害あることしちゃう人がいる。
わたしの身近に一人わかりやすい例となる人物がいるのですがね……わかりやすいのでそのまま書いてみます。
「本当は多分そんなに能力がなかった。でも高度成長期に乗って成功を収めて起業していたものの、バブル崩壊の年にあっという間に一年で巨額の借金を作ってしまった。それを返済しようとしてももともと能力がないので、不動産利益みたいな話に乗ってしまって借金は膨らむ一方だった(まともな銀行が入ってまともな返済計画になりました)。けれど成功体験が全く忘れられないまま七十前後になり、なんとかできないのに『俺がなんとかしてやる』と大風呂敷を広げてしまっては大変なことになる。バブル以前のやり方は社会的に通用しないことも多く、中には違法行為として厳罰されることも理解できていない」
という身近な男性が一人おります……大変。
このタイプの人々はどうしても成功体験が忘れられないみたいで、高度成長期のやり方を今もやってしまう。署名捺印の代筆とか、ハンコ勝手についちゃったりとか。そして広げた風呂敷は畳まないし、大事になったときに対処もしません。
こういう方と何かで関わっただけでトラブルになる可能性があるわけなんだけど。
そこに、この感じの方と向き合って対処した方が、クリーンな三十代だった。
わたしはその三十代の方と、七十代の丁度真ん中の世代で、こういう七十代が存在していることは知ってた。
でもわたしが接した三十代の方は、
「そんなことをする人がいるわけがない。違法ですから」
という方でした。そうじゃない、世代間ギャップの苦労を知り尽くしている三十代の方もいると思います。今回わたしが接した三十代の方の話です。
「いや、違法だったりルール違反だったり信じられなかったりするでしょうけど、存在するんです。そうしてしまう方が」
そういう説明を、三か月くらいわたしはしてたと思う。
長引いた理由はそこだけではないですが、この、三十歳、下手すると四十歳の開きがある人同士の価値観ややり方や道徳観がかなり懸け離れている上に、双方がお互いのような存在を認知してないことが長い平行性の原因でもあったと思った次第。
会社、公的組織等にいる方は、
「その話すごい今更」
なんだろうなと思うと、本当に上から下までの世代が一緒に働く社会ってすごく大変なんだなと、昨日今日それを知ったわたしは世間知らずとしか言いようがないです。
わたしの他にもこういうケースがあると気づかず平行性を歩いている方がもしいたら、こんな可能性もあると疑ってみてという話でした。
解決方法はケースバイケースなので提示できませんが、昭和から平成を超えて、令和ではこういうことがきっと増えてるんだろうなと思って書いてみた。
わたしは、自分の身近な七十代男性については、
「彼が変わることは望まないので、自分の大切なことには触らないでもらってリスク回避」
という自衛をしています。
生まれた時の法律が違うよね。三十歳、四十歳年齢が違ったら既に。
高度成長期の後に大きな経済崩壊も二度起きてて、今三度目の渦中かなと思うと、わたし自身の価値観も見張ってないといけない。
若い世代に合わせるという意味じゃなくて、今の社会の価値観や経済の感覚を肌で知らないと気づかないうちに誰かを酷く傷つけたりして、それが自分に跳ね返ってくる。
わたしも気をつけて生きてきます。
#世代間ギャップ
#コラム
#エッセイ

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