アキラの「上京物語」第17話

時は1997年、世紀末がもうすぐそこまで迫っているとも知らず…
1999年7の月のことなんてな~んも考えずに早くも東京生活に慣れてしまい
少しの飽きとちょっとした調子こいてる状態に陥り、一年生の時あんなにも
優等生だったのに…とここでまた自慢話、高校生の時は地元の進学校でバリバリ勉強して良い大学に入れる程の偏差値を誇ったアキラ少年。
文化の授業での勉強は正直めっちゃ簡単だった、筆記試験は嘘じゃなく本当に100点だったって何の話や!
元に戻して、スタ課は二年生になると洋服作りではなく、ファッションショーのディレクションやその他のあくまでも「スタイリスト的」なお勉強が
メインになる。一年の時に洋服作りに完璧に目覚めてしまったアキラ少年にはそれらの授業がとてつもなくつまらなく感じてしまっていたのだ。
段々と休みがちになり、行ったとしても朝出欠だけとってバックレたり新宿や原宿をウロウロしてみたり、ひたすらバイト行ったり、何かはしていたけど学校には興味が無くなってしまっていたことは確かだった…

そしてある夜電話が鳴る。

次回に続く…

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