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【#ざっくりレビュー】2020 J1・第29節 横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌

akira(@akiras21_)です。
いきなり29節に飛んだので、今回は気分転換にいろいろちょっぴり変えてみます。

はじめに、今節の先発メンバーはこちら。

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メンバー入れ替えがだんだんと板についてきましたね。ちなみに我らが喜田さんはバースデー休暇を取り逃したのかしっかりとベンチ入りしてました。

で、

3連勝ッ!!!

終始圧倒の様相を呈し、札幌ドームで苦杯を飲まされた相手に見事リベンジ成功。グイグイ剥がしてどんどん持ってって、最後は技ありの崩しと理不尽さバッチリな4ゴールでした。よっしゃ。

やはりクリーンシートで終われないあたりは集中おじさんがたくさん出てきそうですが、そのほかは全体的に濃ゆ〜い内容のミッドウィークナイト。てことで今回は、

①先発アタッカー陣どうよ
②アタッキングワー坊
③SB高野→WG高野の差

このへんに注目してみたいと思います。

①先発アタッカー陣どうよ

1)前田大然
右利きのはずなんだけど左足でクロス上げてたり、トップスピードに乗るまで(これこそスプリントっていうんかね)の速さが半端なかったり、そのスピード感でプレス仕掛けられるのも相手からしたら怖い。そして守備の意識もある。さらにスペースを見つけたら積極的に走って使っていくので、今後は先発でもスーパーサブでも相手に脅威を与える存在になりそうです。横浜から世界に羽ばたけ前田DIZN。

2)ジュニオール・サントス
っょぃ

3)松田詠太郎
どこからともなく「えいたろ!えいたろ!!えいたろ!!!」と呼ばれまくってましたが、ワイドに幅も取りつつ仕掛けるときゃ仕掛ける思い切りの良さも披露。もうちょい豪快にやっても良かった気はしますが、それでも「俺はこれもできるんだぞ」と精一杯存在を証明してましたね。

プレーの結果がスコアに残れば文句なしの合格点でしたが、しかしこの出来も不満はないでしょう。また近いうちに先発で見れたらと思います。

②アタッキングワー坊

ピッチを横に3分割した際の真ん中らへん(センターサークル付近)にあたる「ミドルサード」というエリアを中心に、ボールホルダーに対して積極果敢なプレスを仕掛けていたダブルボランチ(ここで「ドイスボランチ」って言うと通ぶれる)。中でもこの日のワー坊、まるで中身がキー坊と入れ替わったかのように動き回ってました。おかげでキー坊(本体)はベンチでバースデー休暇を取得。違う、そうじゃない。

閑話休題。最終ラインから始まるビルドアップの出口として、自身のポジショニングでパスコースを作りまくってるイメージがあるワー坊。今節もパギがボールを持ってるときにめちゃくちゃ走って戻りつつ相手のマークを引っ張ったりと、いつも通りのムーブも見せながらこの日はアグレッシブなプレーを敢行。

◎マルコスとえいたろさんでバイタルエリア右側が空く
→そのスペースにワー坊が走り込む
→最終的にシュートを打つ

◎周りに誰もいないのを首振り確認ヨシ!
ハーフスペース爆走で前田DIZNからスルーパスを受ける
→タッチライン際まで行って折り返しのパス(ブロックされる)

◎タッチライン際のポケットを見つける
→松原のドンピシャスローインを掬う
GKが捕りづらいショートバウンドを狙った折り返し
→ジュニ男がエイヤッ(2点目)

ちょっぴり意外なところで、走るのが速いのなんの。のらりくらりと中間ポジションを取ってるイメージが強いので今節のプレーには驚かされました。そりゃ走行距離も伸びますわな。

③SB高野→WG高野の差

大外レーンに位置取って前田DIZNやエリキを内側に絞らせつつ、局面によってはハーフレーンを果敢にドリブル突破。かと思えば裏抜けに対して全速力で戻って対応するなど獅子奮迅の活躍を見せた左サイドバック高野遼。後半の中頃からえいたろさん→ティーラトンと交代して以来、左ウィンガー高野遼へとトランスフォームしました。要は1列前に上がった感じ。

で、何が変わったかというと特別変わってなくて、高野自身は立ち位置が前目でポジションの重心がやや内寄りになったくらい。サイドプレーヤー、内に絞るか?外に開くか?はそれぞれの連携やそのときの状況によって成り立つようです。なんなら2人とも大外に張ってることもあるので、丸いとか平べったいとかは特に関係なさそうです。

そろそろこの映画が似合う季節ですね。書き終わったら観ようと思います。

おわりに

マリノスにピンチがなかったかといったらそんなことはないんですが、他方でたとえば3バックに対して3トップを内側に絞らせて1on1にするやり方は10節・大分戦で実証実験済みだったりと、これまで試してたことが徐々に活かされ始めてるような気もします。選手同士の相互理解も含めて、ね。

あとは仲川のコンディションが上向いてきてるのが今後に向けた吉兆となりそうです。今節に関してはキチンと結果も出して、本人にとって大きな自信につながったのではないでしょうか。アタッカーの質が試合の出来につながるポステコグルー流アタッキングフットボールにおいて、仲川輝人の復調は重要なファクターのひとつです。今後に期待しましょう。

ささ、中2日で今度はアウェイに乗り込む我らがトリコロール。リオネル・メッシの去就に関してどうもフラグ感が拭えない三浦アツSDの発言が大いに話題となっているヴィッセル神戸が次の対戦相手です。メッシよりもまずはアンドレス、マジで待っとけよ。てなわけで4連勝目指してアスタ・ラ・ビスタ、チャオ。

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