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【#ざっくりレビュー】2020 J1・第10節 大分トリニータvs横浜F・マリノス

akira(@akiras21_)です。
ロスジェネどころかゆとりド真ん中世代の革命戦士です。パワーホール。

今節の先発メンバー

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新加入の前田大然、そして負傷離脱明けのチアゴが先発。
チアゴが出るのはなんとなーく知ってた

うーん

アウェイ大分戦ってなんかうまくいかないイメージですね。それじゃ早速。

いつもは▽、この日は△

たとえば、大分のボールホルダーに寄せる動き。

▼ボールホルダーがパスを受け切る前に動き出す
▼「奪い切る」+「パスコースを消す」の組み合わせ

という2つのポイントが挙げられます。これをやられると何がイヤかって、「プレーの判断を強いられる」んです。

パスコースは消されてるのに相手は迫ってくる。モタモタしてるとボールを掻っ攫われてピンチになりかねない。だから早くなんとかしなきゃ…となったときに、前に蹴り出すか後ろに戻すかという選択を迫られることに。他にも選択肢はあるんだけど視覚的に心理的に見えづらくなったりして。もうクラッシュですよ。フーイズチャンピオンアイアムチョーノだエーオラ。

個人的には武藤敬司の「TRIUMPH」も好きだけど閑話休題。パスコースを消されてプレス掛けられてどうすっぺって時間がないなりに悩んだ結果前に蹴り出したとすると、大分の最終ラインがマリノスの前線3人をマンマーク気味の守備で迎撃。ならばと後ろに戻せば大分の前線4人がビルドアップを阻止するラインを形成…というふうに、どちらにしても不利な状況へと持ち込まれてしまいます。

あとはサイドバック(主にティーラトン)が大外に張ってビルドアップしてたんですが、大分の守り方もあって、いつもより選択肢が狭まっていたような気がします。一方ウィンガーには、前田曰く「従来の幅を取る(=大外に張る)動きではなく中央に絞るように」とボスから指示が出ていたそうですが、これが今回は裏目に出てしまったのでしょう。

ちなみにその後63分にエリキ・前田→大津・えいたろさんとウィンガーを交代し、いつもの大外を張るやり方に切り替えた途端に両サイドバックが活き活きし始める展開に。うーんマンダム。

逆方向からのラインブレイク

とはいえ、マリノスに工夫がなかったわけではありません。たとえばこちら。

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こんなふうに相手の背後へと“消えて”、合図を受け取ったら最終ライン内側までスプリント、そして再びライン裏のスペースへ再度スプリント。逆方向からラインブレイクを行うというなかなか珍しい形でした。オフサイドっぽかったけどね。

戻りオフサイドと紙一重で、かつ体力の消耗も激しいですが、初速→トップスピードまでが早い前田の特性を活かしたアイディアです。あと、このへんから前田は機転を利かせて外側でもプレーするようになってました。

(コンプライアンスを遵守した)きょうのジュニ男

・めっちゃ足速い
・めっちゃプレス掛ける
・めっちゃ脚長い
・背負えるやん前向けるやんめっちゃ跳ぶやん

以上ッ!新加入FWジュニオール・サントスがんばれ!

おわりに

いやまあ確かにラボ回っぽかったですね。後半両ウィングが交代したあたりから活性化したのは最早ご愛嬌。選手の選び方とか噛み合わせは蓋開けてみなきゃわからんかったことやと割り切ろうそうしよう。でもほんとエリキの使い方は悩むよな…と改めて思いました。夢もロマンもあるだけにね。

全体的なところはともかく、細かいところを見てみると今後オプションとして活かせそうなものもチラホラと。そんな印象です。なんともう10節終わってしまったばかりか、この試合から(少なくとも)15連戦がスタートするので、反省とか咀嚼とか切り替えとか倍返しとか恩返しとかもうそういうの完全にい・ま・じゃ・ない。ちなみに銀翼のイカロス編は今夜スタート!俺リアルタイムで観れないから感想よろしく!

てなわけでこの過密日程はこれまで以上にハイパーざっくりでなんとなーく続けていきたいと思いますのでどうぞよしなに。それじゃ今回はこのへんでアスタ・ラ・ビスタ。

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