「MIU404」

11話(最終回)

ついに追い詰めた!と思ったら窮地。

「陣馬さんのために」&ガマさんの言葉に誘導され、悪人は撃たれて当然と思わせるバッドエンドと、
つながった命から未来の可能性を届ける安堵のエンディングの対比が巧みで驚いた。


金曜ドラマ「MIU404」

演出:塚原あゆ子、竹村謙太郎、加藤尚樹
出演:綾野剛、星野源、岡田健史、橋本じゅん、麻生久美子 ほか
放送:TBS系 2020年6月26日 - 9月4日
https://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/

初動捜査部門の機動捜査隊(“機捜”)、4機捜の活躍を描いたドラマ。

4話:泣いた。最後に見た景色が絶望じゃなくてよかった。

6話

7話:陣馬さん頼もしい。コスプレ弁護士が良いキャラ。

8話:ガマさん(小日向さん)圧巻。


脚本は野木亜紀子ということで、「アンナチュラル」との絡みもいくつか見られて嬉しかった。


社会に訴えるメッセージ性を盛り込みながら、エンタメとしてもすこぶる軽快で最高。

山田孝之&菅田将暉の「dele(ディーリー)」っぽさもある。


菅田将暉が演じた久住のキャラが強烈。
飄々と自然体に悪事を遂行する姿が怖いし憎たらしいし、うまい。

これから悪役オファー増えるんちゃうか。インテリヤクザとか。

久住の動機は黙秘とし、視聴者に推測、考察を委ねられた。
富裕層ばかりが豊かになることに憤りを抱いていたのかなぁ。


見えない脅威の怖さ、よからぬ行為の感じ悪さ、犯罪に手を染めてしまう罪と罰に向き合う志摩(星野源)と伊吹(綾野剛)のバディがかっこいい。
2人の疾走と跳躍の身体表現から、前向きな生命が伝わってくる。

またいつか桔梗隊長のもと真っ先に現場に駆けつけ、出世した九重のサポートも受けながら事件・事故の真相に迫る4機捜の活躍を見たい!


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