「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」見た。
原題:Spider-Man: No Way Home
監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ベネディクト・カンバーバッチ 他
上映時間:148分 公式サイト
「スパイダーマン:ホームカミング」「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に続くトム・ホランドのスパイダーマン3作目。
前作のラストで正体がバレてしまい、ドクター・ストレンジに助けを求めたらマルチバースが開いてしまって大騒ぎ!
かと思いきや、ただのお祭り映画ではなかった!
ワンダフルなストーリーテリングに感動!
「スパイダーマン:スパイダーバース」の実写版といってもいい。
かつてのヴィラン(敵)が集結、といっても別シリーズの「スパイダーマン」から!
ドクター・オクトパス、グリーンゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードが登場。
そのほかにも!(観てのお楽しみ)
夢の競演、いや奇跡のキャスティングを目の当たりにできて幸せ。
全シリーズを見てきて良かったぁ。
とんでもない事態を収束させるために大いに奮闘するピーター・パーカー/スパイダーマンは、否が応もなく葛藤。そして決断。
気付きを見つめて、大人への階段へ歩を進める道のりがドラマチック。
ヴィランたちを、倒すだけの敵にしない設定が秀逸。
彼らとの対峙に、MJ、ネッド、メイおばさん、ドクター・ストレンジが絡み合い、やがて助け合いとなって紡がれてゆく活力が網目状に張り巡らされ、ひじょーにエモーショナル。
涙腺緩むシーンもある。
あそこはもちろん、あの場面の救いに落涙した。
「スパ4」であり「アメスパ3」!
今までのスパイダーマンシリーズ集大成であり総決算!
“大いなる力には大いなる責任が伴う”。
人助けこそヒーローの責務。そこに身を投じるピーター・パーカー/スパイダーマンの背中に「ファイト!」って心から声をかけたくなった。
「ありがとう」も。
ポストクレジットに、さらなるドラマの布石が!
エンドロール明けには、「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」予告。(既出のもの)
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