「家族」(山田洋次監督)

「家族」1970年
監督:山田洋次
出演:倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆 ほか


未見の映画だったのでレンタル鑑賞。


主人公の家族が長崎から北海道へ向かう道程を映し出すロードムービー。

大阪で途中下車。
阪急百貨店の外壁が万国旗!
梅田の地下街は今と変わらずダンジョン&人混みやったんやな。

大阪万博にも!
初めて目にする駅前の様子が新鮮。動くモノレール!


全編ロケ撮影により1970年当時の息吹を伝える各地の情景がノスタルジーを誘う。
同時に高度経済成長期の変わりゆく日本も映し出され、生と死の連続によって人間は続いていくと伝えるドラマも奥深い。


無骨な風見精一(井川比佐志)は好きになれなかったが。。

民子(倍賞千恵子)は幸せになってほしい。

迷いや決意を情感を持って体現する倍賞千恵子さんと、笠智衆さんがうまい。


「家族」は、民子3部作の1本目らしい。(知らんかった)

次は、1972年の「故郷」(未見)、最後は1980年の「遙かなる山の呼び声」。

「遙かなる山の呼び声」は見た!高倉健さんの。
「家族」の長い旅路でずっと元気だった息子が武志(吉岡秀隆)になるのか。
調べると「故郷」は、北海道に行くと決める物語みたい。
ここでは役名の風見が石崎になってる。

息子も「家族」では、武志じゃなくて剛。

民子(倍賞千恵子)はそのままやけど、完全に続きものというわけではなさそう。


「故郷」も見てみよう。



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