「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」観た。

監督:渡辺一貴
出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、木村文乃、白石加代子 ほか
上映時間:118分

人気ドラマ「岸辺露伴は動かない」の劇場版。

興味を持つと知らずにはいられない岸辺露伴。ルーヴル美術館に”この世で最も黒く、邪悪な絵”があると聞いたら、もちろん旅立つ。日本を飛び出てフランスへ!


スクリーンに向かって拘束させる映画という装置が、黒い絵に込められたものを増幅させ、気だるい微睡を伴って陶酔に浸らせ、観る者を奇妙で悲しい怪異に引き込む。

初恋慕情に導かれ、思いがけずルーツを読んだ露伴。
彼の創作欲はこれからも幽玄であり続けるだろう。

漆黒の血潮にも負けない泉くんは最強だな。


ツッコミ2点
・泉くん到着時に引いていたキャリーカートは?
・ヘブンズドアは死者にたいしては効かないのでは?


ルーヴル美術館の存在感が素晴らしかった。
圧倒的な本物パワー。
巨大で奥深い歴史を抱えているルーヴルには、実際に怪異の1つや2つ、いや数多ありそう。



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