「バービー」観た。

原題:Barbie
監督:グレタ・ガーウィグ
出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレル、ヘレン・ミレン 他
上映時間:114分

「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグ監督最新作。監督としては3作目。


バービー人形が人間の世界に飛び出て経験値がアップするお話。


バービーランドとリアルワールドが地続きなのが面白い。
お互いに影響しあう写し鏡の2つの世界。


トイストーリーのように普遍的な玩具への愛情をベースに、バービーをほんのりとディスりながら、男社会への風刺を散りばめて痛快。


おかしいと思うことに蓋をしない!

生きて、いろんな経験をしましょう!

みんな仲良くね。

脳筋ダメ!
時にはいいけど、ずーっと何も考えないでいることはNOよ!


馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な世界を通して、自分の道を見つける人生へのエールが届く。

玩具ゆえに愛を確かめあう行為ができない悲哀も見え隠れ。(ラスト、人間になったのかを確認するために駆け込む先は。)

メッセージ性しかない快作!
グレタ・ガーウィグ監督はやはり見事だ。




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