「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」観た。

原題:Ghostbusters: Frozen Empire
監督:ギル・キーナン
出演:ポール・ラッド、マッケナ・グレイス、キャリー・クーン、フィン・ウルフハード、ローガン・キム、クメイル・ナンジアニ、アーニー・ハドソン、アニー・ポッツ、ダン・エイクロイド、ビル・マーレー 他
上映時間:115分

3月28日(木)試写会にて@109シネマズ箕面 ScreenX


2021年「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の続編。


前作が秀作だっただけに続編いらんと思ったし、監督がアイヴァン・ライトマン、ジェイソン・ライトマンから交代したことも不安だったが、ギル・キーナンなら大丈夫なはず。(「モンスターハウス」「エンバー 失われた光の物語」「ポルターガイスト(リメイク版)」)

さて?


前作に続いて今作もフィービー(マッケナ・グレイス)をメインに展開。
未成年ゆえに直面する労働問題にぶつかって悩む過程でゴーストの「メロディ」に出会い交流を育む。

人間側の新キャラ登場。
(おばあちゃん、彼に役割を教えておけよ)

新機種のECTO-C(サイドカー)かっこいい。ガジェット装備!

もはやグレムリンなミニマシュマロマン、スライマーも当然出てくる。

今作の敵は凍らせるの得意な「ガラッカ」。
世界を氷河期にさせるほどのパワーを持ち、そのとおりニューヨークがえらいことに。

えらいことになるんだけど、そこまでの前フリが長い!
なかなかフローズンしない!

炎の練習とかどうでもいい。

ようやく対決が始まったと思いきや、それほどの危機感なく打倒。
弱いやん。
協力があったとはいえ。


1984年の1作目を踏襲した低空飛行のゆるいやり取りでキャラクターの魅力を追いかける作りで楽しいし、新旧のメンバーが2ヶ所で協力して敵に挑む構図も胸熱なんだけど、フィービーとメロディの交流にエモさが足りなくて物足りない。

前作の舞台オクラホマ州から開幕早々ニューヨークに引っ越してるし、ポッドキャストとラッキーも都合よくついてきていて・・・。

総じてストーリーが弱く感じた。

しかし、おなじみの名曲が流れて「●●に捧ぐ」が出るとすべて許せてしまう。ずるい。

レイ・パーカー・ジュニアの主題歌めっちゃ強いわぁ。


ニューヨークに受け入れられてゴーストバスターズ活動はまだ続く。


新旧キャストが同じ画角に収まるシーンは間違いなく嬉しい。

こうなればフィービーが成人するまでは続けてほしいぞ。



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