「劇場版SPY×FAMILY CODE:White」観た。
監督:片桐崇
CV:江口拓也、早見沙織、種崎敦美、松田健一郎、中村倫也、賀来賢人 ほか
上映時間:120分
アニメ「SPY×FAMILY」の劇場版。
「スパイ」「殺し屋」「超能力」の素性を隠して、かりそめの家族を装うフォージャー家。
しかし実は3人それぞれ平和への願いは同じ。
そんな家族とボンド(未来予知犬)が町を救うお話。
アーニャがトイレ我慢に身悶えるところが爆笑ポイント。
耐えすぎて失神の間際に見た景色がおかしい。
このくだりは完全にクレヨンしんちゃん。
家族一丸となって墜落阻止の舵を切るシーンにグッと来た。
ケーキ作りは添え物だったな・・・。
フリジス地方の伝統菓子メレメレにも背景の物語があればよかったのに。
あと、エピローグでベッキーたちに冒険譚を自慢してほしかった。
アーニャ、ロイド、ヨル。それぞれの見せ場がたっぷり。
アクションシーンもパワフル。
初見にも親切な作りで「SPY×FAMILY」の魅力を届ける劇場版。
面白かった!
とはいえ、やや物足りなさも残る。
ロイドとヨルが平和を強く願うに至った過去を克明に描き出した末に孤児のアーニャが加わって、というエピソード0的なストーリーにしてほしかった気も・・・。
そしたら、危うい均衡で不穏が身近な世界に小さな家族が伝える笑顔の大切さが輝いたかも。
今作がヒットしたら「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」「名探偵コナン」に続く国民的アニメになるだろう。
そうなればまた劇場版が作られるはず。期待。ワクワク!
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