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知られざるベートーヴェン

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ベートーヴェン生誕250年にちなんで、知られざるベートーヴェンの素顔を気ままにご紹介していきます
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#内藤晃

憧れを超えて〜シューベルトとベートーヴェン

ウィーンの人びとがベートーヴェンの革新的な音楽に熱狂していた頃、ひとりの天才少年が宮廷礼…

内藤 晃
4年前
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着想のリレー〜月光ソナタをめぐって

「月光」の名でおなじみの名曲、ベートーヴェンの幻想曲風ソナタ 嬰ハ短調 Op.27-2。 実は、…

内藤 晃
4年前
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ドビュッシーは「田園」がお嫌い

今日は、時代を隔てて、ドビュッシーとベートーヴェンのお話をします。 ドビュッシーの、初期…

内藤 晃
4年前
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脱メヌエット主義

1800年4月2日、ベートーヴェン初の自主公演がウィーンのブルク劇場で催されました。彼は宮廷オ…

内藤 晃
4年前
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ベートーヴェン・メモリアルをめぐる物語

今年2020年はベートーヴェンの生誕250年。この騒動がなければ、あちこちでベートーヴェンの演…

内藤 晃
4年前
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ベートーヴェンと、流行りのトルコ行進曲

おなじみのベートーヴェンのトルコ行進曲。「タン、タン、タ、タ、タン」という勇ましいビート…

内藤 晃
4年前
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ベートーヴェンはどう弾いたか

ベートーヴェン本人の指揮は、たいそう独特なものだったようです。作曲家のシュポアが、初めてベートーヴェンの指揮を目にした時の驚きを伝えていて、そこにはとんでもないことが書かれています。 ・スフォルツァンドでは、腕をクロスして鋭く引き裂くようなジェスチュアをしました。 ・ピアノでは、低くかがみ込み、クレッシェンドが来るとまた徐々に立ち上がっていました。 ・フォルテでは、背筋を伸ばしてジャンプして、時折何かを叫んでいましたが、自分ではそのことに気づいていませんでした。 うーん…

運命は扉を叩かない

「運命はこのように扉を叩く…」 第5交響曲(通称《運命》)の動機についてベートーヴェンが…

内藤 晃
4年前
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追悼を超えた葬送行進曲

今日は、ベートーヴェンがナポレオン・ボナパルトに献呈しようとした《英雄》交響曲で、なぜ…

内藤 晃
4年前
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民謡編曲バイトがベートーヴェンにもたらしたもの

18世紀末から19世紀にかけて、ヨーロッパでは民族意識の高まりから民謡ブームが起き、各地で民…

内藤 晃
4年前
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「エリーゼのために」を深堀りしてみた

ベートーヴェン生誕250年。 今日は、誰もが知っている「エリーゼのために」についてちょっと語…

内藤 晃
4年前
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