見出し画像

『ホモ・ルーデンス』 (著:ホイジンガ)

何を隠そう、この本も最後まで読めてないです。なんでだろう。翻訳が、いい味なんだけど頭に入ってこないのと、大学で散々習ったから読んだ気になってるからか。

この人と、「フロー」の研究でその名の高いチクセントミハイ氏はぼくが専攻だったParks&Recreation業界では聖人たちで、その名前の読みにくさと相成って記憶にこびりつく点で最強。でも読めない。「大学では何専攻したの?」というのはアメリカの社交辞令でナンバーツーの質問(ナンバーワンは言わずもがな「What Do You DO?」)。正式にはParks, Recreation And Tourism Managementという長ったらしい(でも短くできない)専攻名を舌噛まずにいうのもハードル高いのに、絶対「何それ」という顔をされる。でもホイジンガとチクセントミハイの名前がわかる人はわかってくれて親近感が湧く。でも読んでない。

読んでないのに内容を説明すると、人間の営みには「あそび」の概念、儀式と慣習が付いて回るので、それがないがしろにされがちな現代に警鐘を鳴らす、みたいな感じ。適当だな。

でも真面目にPLAYは大事だと昔から思っていて。小学校から少年キャンプに行ってインディアンの真似してたし、もっと前は裏山で走り回って盗賊になってた。コンピューター言語に夢中になれたのもゲームからだったし、ゲームセオリーとか、その後の仕事のやり方とかにも生きてるかも。もっと言ってしまったらぼくの「生き方」のベースノートになるコンセプトだと思う。そんなに言うなら読めよ、一回くらい。

うん。カバンに入れておくよ。今度カフェが停電になった時に、読む。

今日も暑かった。マンゴーが市場から消えて、ランブータンとかドリアンに取って代わられる気配のカンボジアで、停電で仕事にならなかった1日でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?