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#180_20代でやってよかったこと

転職して7か月が経ちました。

コロナの影響で最初の1ヶ月は出社できず、その後も出社するのは週に1~2回という状況です。

なかなか特殊な環境ではありましたが、この7か月は自分にとって未経験の仕事が多く、学びもたくさんありました。

経営企画、法務・財務関係、海外M&Aなど海外について1カ国で考えるのではなく、世界全体を俯瞰してどういう戦略を取っていくかという視点で考えることが求められました。

知らないことが多すぎて、学ばないといけないことが多すぎて、全力で取り組んではきましたが、まだまだ足りないことだらけです。

それでも、20代のときの経験が自分を助けてくれる場面が多々ありました。
今日は「20代でやっていてよかったこと」というテーマで書いていきます。


01. 海外でのマネジメント経験

28歳から33歳までタイで現地企業の会社運営をしていましたが、20代で海外の責任者を任せてもらった経験は自分にとって大きな財産になりました。

以前のように気軽に出張したり、視察ができない現状では、現地の雰囲気を実感として知っているかどうかは全く変わってきます。

自分よりはるかに経験が豊富で、世界でいくつも事業を立ち上げてきたような人と話をするのは、パワーがいりますが、海外経験のおかげで、自分が知らない国のことでも、調べて、比較して、イメージすることで、議論することができるようになってきています。


02. 営業経験

この7か月は調べたり、分析したり、まとめたりすることが多くありました。社会人経験12年くらいでこれほど長く机に向かって仕事をしたことはないと思います。

慣れない作業の連続でしたが、だからこそ学びや気づきがたくさんありました。それは、自分のベースにあるのが「営業」だからかと思います。

新卒で入った会社では法人への営業、次に入った会社では個人への営業ということで、常に営業側で仕事をしてきました。

この経験がベースにあることで、企画を考えたり、戦略を考えるときにも最後は、「自分がお客様に提案できるかどうか」という営業目線の視点を持つことができています。

どういう事業に関わっていくにしても最後には「どうやって売るか」というところがポイントにはなってくるので、20代の間に営業経験をしっかり積むことができたのは、大きかったと思います。


03. パソコン(PC)スキル

これだけスマホが普及して、様々なアプリが出ているなかで、時代遅れかもしれませんが、PCスキルを身につけていてよかったです。

僕は大学までろくに勉強とかしてこなかったので、大学のプレゼンでも、Wordくらいしか使えませんでした。

当時はエクセルなんて何が便利なのかわからなかったですし、文字を打つのも人差し指だけ使っていました。

新卒で入った会社では新規開拓の部署に所属したのですが、そこで鍛えてもらったのが大きかったと思います。

PCスキルをある程度身につけることができたおかげで、資料を作るときにも作業にかける時間を考えなくていいので、頭の中を整理したり、考える時間を増やすことができます。

Word、Excel、PowerPoint、ブラインドタッチなどPCスキルの基本ができるようになっていたことは今の自分を大いに助けてくれています。


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。

これはあくまで自分のキャリアにおける「20代でやっていてよかったこと」という話になります。

「海外に行かないとダメ」などというつもりも自分の考えを押し付ける気持ちは全くありません。

人それぞれ目指すものが違うので、自分が目指すゴールにたどり着くために必要なスキルや準備を20代のうちに経験し、準備をしていくことが大事だと思っています。

20代の経験が30代の「今」に繋がっているし、30代の経験が40代の「未来」に繋がっていきます。

時間の流れを意識していろいろなことに挑戦していきたいと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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