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#293_居留許可証の取得に向けて

上海に到着してから18日が経ちました。

そのうちの14日間が隔離期間なのでまだまだ慣れてきたとはいえませんが、中国の場合は上海に赴任してから30日以内に行う手続きがあります。

それが「居留許可証の取得」になります。

今日は、「居留許可証の取得に向けてこれからやること」について書いていきたいと思います。


01. 中国に渡航するために

まず中国の場合、渡航するためにビザの取得が必要になります。
自分のように就労が目的の場合は「Zビザ」という種類になります。

ただコロナウイルスの影響で、申請条件、申請要領、必要書類等は大きく変わってきていて、新規のビザ発行はかなり厳しくなっているというのが現状です。

日本側の書類準備はもちろんですが、中国側でも「外国人工作許可通知」や赴任先の省人民政府外事弁公室或いは商務庁等より発行された招聘状の取得が必要になります。

特に招聘状は発行される条件が明確でないことから招聘状が出るまでに時間がかかったり、招聘状を断られたりするケースも出ているようです。

晴れて、「外国人工作許可通知」と「招聘状」が発行されたら、中国ビザ申請サービスセンターでビザ鉄続きを行い、航空券を予約し渡航、その後隔離となります。

自分は11月から準備をして1月中旬にビザ発行、2月に渡航というスケジュールで進めてきました。

そしてここからは渡航後に必要な手続きになってきます。


02. 居留許可証取得に向けて

就労などの目的で長期滞在のためのビザで入国した場合は、入国後30日以内に居住地の公安局に申請して、「居留許可」を取得する必要があります。

ここは自分もこれから行う作業になるのでまだはっきりとわかっていない部分もありますが、主な手続きは2つあるようです。
1、健康診断
2、出入境管理局に申請

健康診断は実施してから発行されるまでに4営業日くらいかかるそうです。
すでに隔離で14日間使ってしまっているので、ここでの4営業日というのはなかなか大きい!

健康診断は明日行く予定なので、4営業日だと受け取るのが3月1日くらいになるのでしょうか。

渡航から数えて30日は2月6日になるのですが、その日は土曜日なので、5日までに出入境管理局で手続きを終える必要があります。

実際は居留許可証の手続きを行ってから発行されるまでに時間がかかり、その間、パスポートは預けるのですが、手続きまで終わっていれば問題ないとのこと。ここは本当に時間との勝負になります。


03. 銀行口座開設

上海に来て改めて感じたのは、「現地での銀行口座がない辛さ」です。

やっぱり現金で払う人なんてほとんどいないし、電車に乗るにも、レストランで注文するのも基本的にはすべてWeChatPayやAlipayになります。

早く銀行口座を作りたいのですが、そのために必要になるのが居留許可証。
居留許可証ができたら、すぐに口座を作って、WeChatPayに登録。

ここまでいけば、中国での暮らしはかなり過ごしやすくなると思っています。

無事に渡航までは出来ましたが、まだまだ先は長い・・・


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。

タイの時もそうでしたが、海外からきている自分にとってビザは「自分がその国にいてもいい」という証明でもあり、とてもとても重要なものです。

今回はコロナで取得が厳しくなっていることもありよりありがたみを感じます。

時間もお金もかけて多くの方にサポートしてもらってやっととれるビザだからこそ大事だし、せっかく働けるのだからその国で貢献したいと思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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