色々な人と協力することが増える時代だからこそ、「ディベート力」を鍛えよう

こんにちは、加藤です。この前、九州大学で「文理融合教育」をテーマにしたシンポジウムにパネリストとして登壇したのですが、その時の議論や他の人たちと話している中で、考えがまとまってきたのでシェアします!

・最近、色々な人が集まって協力し、特定の目的を達成するための動きが多くなっています
(文理/学部等の壁を横断する共同研究、SDGs等の社会課題解決のための産官学プロジェクト等…特に、最近は技術の発展に伴い、AI×人権のようなテーマも台頭したり、自治体も「デジタル化」「スマートシティ化」などがキーワードに)

・色々な領域の"橋渡し"人材、"通訳者"の育成が鍵になってきています
(お互いの考え方、お作法等が異なる中で、複数の分野を行ったり来たりすることが重要に。もちろん、自分が相手の専門分野を同じくらい深く理解することは難しいので、ある種橋渡し、通訳に最低限必要な能力を身に着けることが必要になるかと思います)

・その際の教育としてロジカルシンキング、プロジェクトマネジメント、ディベートなどがキーワードになるのではないでしょうか?
(多くの人が納得できる論理を中心に議論する、各関係者のWinを実現しながら、感情面まで配慮しつつ時間内に全体の目的を達成する能力を身に着ける、ということはHowの難しさはあれど、多くの人が頷かれるかと思います。その中、"ディベート力"というのは、相手がどのようなことを気にしているのか、どういう反応をしてくるのか、というのを日々トレーニングすることになります。この他の人が何を言ってくるか、"考える癖"を身に着けることは有益なのではないか?と思います。

どのようなディベートの形態であっても有益だと思いますが、特に私が専門としている即興型ディベートは、政治、経済(企業・労働)、教育、科学技術等多くのテーマを15分と言う短い準備時間を経た後主張を展開する必要があります。色々なテーマで、相手が何を言ってくるトレーニングとして有益なのではないかな?と最近思っています。

例えば、少し古いデータですが、競技ディベートの文脈では、このように色々なテーマが出題されています。

ディベートテーマ

この時代だからこそ、ぜひ、ディベート力を鍛えてみませんか?

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