男子トイレで気になること
こんにちは、じゅくしんです。
女性の方は分からないかもしれないのですが、男性用の小便器にたまに「芳香ドーム」というものが設置されています。
これは何かというと、尿の飛散防止と芳香剤を兼ねた商品なのですが、なぜ面白いのかというと、これ、汚い話で申し訳ないのですが、尿が当たると色が変わるところです。
ナッジという行動経済学などで使われる用語があって、ちょっとしたきっかけを与えることで消費者に行動を促す意味があるのですが、この芳香ドームもそういう仕組みなんだなと感じます。
温度が変わると芳香ドームの色が青から白へと変わるので、尿が当たることで色が変わる面白さから自然と的をはずさなくなり、男性用の便器が汚れなくなるという仕組みなのかなと感じました。これと似たものに小便器にハエの絵を書いたり、トイレッツという小便器にゲーム機能を付けたりと逝ったものがありますが、男子トイレを清潔に保つためになんだか色々な工夫が凝らされています。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1111/18/news042.html
と、ここまで書いていてつくづく思ったのが、男子トイレってそこまでしないと清潔を保てないのか…というトホホ感です。
「男性は的があると、そこに狙いを定める」という心理を利用して工夫が凝らされているわけですけど、そこまでしないとトイレを綺麗に使えないというのに情けなさがありますし、ちょっと的をつくるだけでみんなが狙いを定めるというのもなんだかちょっとマヌケな感じもしたり。
これくらいの工夫をしないといけないくらい男子トイレは汚いのか…とも思いますし、こういった日常生活で目にするもので細かい工夫によって色々な対策がされているのかと考えると、ちょっと面白いですね。
日々の生活の中で、様々な物事をもっと観察しようと思える出来事でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?