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世界を旅して、考えたこと

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【旅・暮らし・建築にご興味ある方向けマガジン】 これまで訪れた国や街や建築を通して、その当時思っていたことや、その旅を振り返って今思うことを書いたnoteをまとめています。
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#出会い

「日常」に心奪われる瞬間を求めて

さて、唐突ですが、「日常」とはなんぞや。 我らがWikipedia先生によると、 (「日常」の項目はなかったので「日常生活」を参照) 日常生活(にちじょうせいかつ)は、毎日繰り返される生活のこと。 具体的には、日々の生活の中で繰り返される出来事や習慣的動作、そこで用いられる物の考え方や知識(常識)、接する物品(その一部は日用品と呼ばれる)などから構成される。 とのこと。 なので、 当たり前の当たり前太郎ですが、 自分の日常は、他人の日常とは全然別物。 とくに風土や

僕の非日常は、誰かの日常

昨日の続きで、数年前にベトナムで一人旅をしていたときに書いた文章を載せる。 この旅の果てに、僕は何を感じたのか。 振り返ると、まあまあ良いこと書くじゃん自分!って思う。(自画自賛) ベトナム紀行①はこちら。(①読んでなくても②読めます。) 僕は「自分」を語れないホーチミンにある建築設計事務所で働くベトナム人スタッフとの会話の内容を記そうと思う。 彼は僕に「自分が思う『美しさ』」とは何かを語ってくれた。 彼はインターネットから写真をひっぱりつつ話をはじめる。 まずはベ

「知らないこと」すら知らない

これまでにも、いろんな国で旅をした。 旅の期間にはいろいろ思った事を書き留めていたりする。 ほんとは紀行なんて大それたものじゃないんだけど、 ちょっとしたメモもあれば、まあまあ長文も書いていたり、 特にセンスもないけど詩なんてものを書いてみたりすることもある。 今日は、数年前に行ったベトナムで当時の僕が書き連ねたことをここに載せようと思う。 「知らないということ」に気がついてないベトナムコーヒー。 名前は聞いた事があったけれど、それがどんなコーヒーなのか知らなかった。今