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【大富豪が実践しているお金の哲学(冨田和成著)】

今回もお金に関してです。

【大富豪が実践しているお金の哲学(冨田和成著)】


まだまだお金関係の本は読んでいきますよ!今回はマインドセットの話が中心だと思います。


<気づき>

“財布を開くたびに「このお金は自分にとってどのようなリターンを生み出すのか」という生き金発想を身につける必要があります。”

僕自身はここまでではありませんが、このお金は投資なのか消費なのか浪費なのかはチェックするようにしています。この本では、 “キャッシュがキャッシュを生まないのであれば投資不適合とみなし、たとえ100円であってもお金を使わない。“ とありますが、そこまではいいのかなと思います。

ただ、浪費だったとしても何にいくら使ったのかを可視化しておかないと「使途不明金」が出てきてしまいます。資産を増やすにしてもまずは使い方を見直すことが大切ですね。

“「自己投資するなら何か」という質問に、私は次の4つの分野を挙げます。
・コミュニケーションスキル
・ファイナンスの知識
・PDCA力
・英語“

これらは汎用性の高いスキルであり、コミュニケーションの知識とファイナンスの知識は全ての人が必要であろう知識だと思っています。特にファイナンスの知識は若いうちはほとんどの人が高めようと思ってすらいないものです。今からでも全然間に合います。ファイナンスの知識を高めていきましょう(僕も勉強中です)。

“ローンを後ろ向きに考えるのは利息がかかるからですが、借り入れたお金で利息を上回る収益が挙げられるなら、ローンは「敵」から「見方」に変わります。“

これは大切な視点だと思います。多くの人たちは色々な人から「ローン(借金)は良くないもの」というマインドを植え付けられています(僕もです)。
もちろん良いものだともいいません。ただ、うまく付き合うとすごく便利なものなので毛嫌いせずに考えてみてください。

ローンには一般に「良いローン」と「悪いローン」があると言われています。良いローンは「価値のあるものを手に入れるためのローン」で悪いローンは「浪費や消費のためのローン」です。
多くの方は借金は嫌だと言いながら住宅を手に入れるために当たり前のように借金をします。住宅に関しては教科書通りだと「自分で住むための家」の為のローンは「悪いローン」だと言われていますが、住宅を手に入れる「お金以外」の理由があるならそれは良いローンだと思っています。

何にしろ、良い悪いは自分で判断するものです。ローンも選択肢の一つと考え色々と考えてみてください。

<アクション>

・ファイナンス関係の本を読む


<最後に>

若干難しい箇所もあり、手法の説明も入っていました。今までの入門関係の本とは違う視点での話もあったので参考になりました。ただ、大富豪と小金持ちと一般人の比較であり、その大富豪も数十億レベルの資産持ちが例として挙がっているのですぐに取り入れられるものは少ないのですが、知識として持っておいてもいいのかなと思いました。

後半は投資や相続税に関して書かれていて、なるほどなと思う箇所もありました(ただ、僕の現状の資産額では不要ですが)。ただ、これもひとつの考え方ですので何事も鵜呑みにせず、自分で判断することが大切ですね。

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