こんばんは。今日は少し前に参加したセミナー講演会で学んだことを少し。お世話になっている営業コンサル関係者の講演会。

タイトルの通りで、セールスパーソン=経営者ですよ、という考え方。経営者がなんたるや、などは今の自分には到底理解できないし、なにか「こうだ」と言える立場でもない。あくまでこの講演で学んだことをそのままアウトプットしてみる。

規模の大小あれど、企業のトップに立つ「経営者」というのは、とても不安定である。会社の業績によって自身の給与も変わってくるはずで、倒産なんかしたら収入はゼロになる。そんな恐怖とも常に隣り合わせ。「経営者」とはそういう立場である。

なにかを顧客に売ってくるセールスパーソンはどうか。実はこれも同じですよという話。本来、ある企業に属しているセールスパーソンであっても、自動的に給与がもらえるということは起こらない。自分で売ってきたその業績に応じて対価として給与がもらえる。「完全歩合制=フルコミッション」などと世間では言われるものだ。(P社などの某外資系企業などがそうだ。)

どちらも”固定給=安定”はなく、業績に応じて自身の給与が変わってくる。給与をもらうために=業績を残すために、計画を練り、作戦を立て、実行し、改善してまた実行していく。困難が生じても自分で自分を鼓舞し、勇気づけ、なんとかそれを乗り越えていく。この点において、企業を経営する経営者も、モノを売ってくるセールスパーソンも全く同じと言えるのではないか。

P社などはまさに、フルコミッションであるため企業に属していながら「個人事業主」のような形で仕事をしている。彼らは「自分」という会社を日々経営していると言える。

経営者=セールスパーソンは「能動的」であるべきだ、とも学んだ。当然だ。自分の給与を稼ぐのに、何もせずお金が舞い込んでくるのをただ待っているだけではお金は決して舞い込んでこない。つまり受動的ではダメなのだ。

「能動的」とは何を指すか。以下3点と定義していた。

①機転が利く、②自分で考える、③リーダーシップ

なるほど。今の自分に無いものだった。

受動的はこの逆で、①自分勝手、②誰かの考えにただ従う、③人任せ。こんなところだろうか。

この受動的を「サラリーマン根性」と呼んでいた。まさに今の自分ではないか、とあまりにも合致していたため少々落胆してしまった。

周りのことは気にかけず自分の利益、給与のことしか考えない。自分で考え工夫することもなく(もはやできないようになってしまっているのだろう)。自分が周りを引っ張るのではなく誰かにのらりくらりと引っ張ってもらう。

日本の教育がこれを大量生産してしまった。悲しいかな、自分もまさにその一人なわけだ。

まあこんなところ。「サラリーマン根性」では絶対にいけない。自分はセールスパーソンである以上、同時に「自分という会社の経営者」でもある。その「経営者メンタリティ」を早急に身に着けなければ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?