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【映像業界で使える資格】その②陸特二

映像業界で使える資格で前回は日本ポストプロダクション協会の認定資格について書きましたが、今回は国家資格について書きます。

映像業界の中でも特に技術さんの領域で使える国家資格の種類は大体こんな感じです。

舞台機構調整技能士(音響機構調整作業)1級、舞台機構調整技能士(音響機構調整作業)2級、第一種電気工事士、第二種電気工事士

制作の領域であればであれば知財管理技能検定などの国家資格もありますよね。プロデューサーとかディレクターも知識として持って置くと専門性の高い仕事が出来ますよ。

その中でも今回は無線技師の中でも第2級特殊無線技師の資格を取ってきたので、その話を書きます。

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取得の仕方は日本無線協会が主催する養成課程に入る事がオススメです。このプログラムでは法規と工学を二日間かけてやる勉強合宿みたいなものです。最後の時限に試験があって即日合否が分かります。https://www.nichimu.or.jp/

養成課程では講師の方が用意して下さるレジュメにしっかり目を通して授業を聞いてよく復習すれば、テストに合格出来ると思います。

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第二級陸上特殊無線技師ではよく業務ドローン飛行の際カメラの伝送に使われる帯域により必要になります。基本的には以下の範囲で操作が可能です。

操作範囲
第二級陸上特殊無線技士の操作範囲は、以下の通りです。

1.次に掲げる無線設備の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作

(1) 受信障害対策放送局及び特定市区町村放送局の無線設備

(2) 陸上の無線局の空中線電力10ワット以下の無線設備(多重無線設備を除く)で、1606.5キロヘルツから4000キロヘルツまでの周波数の電波を使用するもの

(3) 陸上の無線局のレーダーで(2)に掲げるもの以外のもの

(4) 陸上の無線局で人工衛星局の中継により無線通信を行うものの空中線電力50ワット以下の多重無線設備

2.第三級陸上特殊無線技士の操作の範囲に属する操作

第二級陸上特殊無線技士の資格を取得すると、コミュニティ放送局、VSAT小規模地球局、防災行政無線、気象レーダー、ハイウェイラジオ局、公共事業の無線局など幅広い業務に利用できます。第三級陸上特殊無線技士の操作範囲もカバーできるため、警察無線、消防無線、タクシー無線などの基地局の操作が行えるようになります。又、産業用ドローンやFPV対応ドローンなど「5.7GHz~5.8GHz」の周波数を使用しているドローンの操作も行えるようになります。(引用:https://www.royal-corp.com/dsh/rikutoku2q/)

次は制作も技術もどちらにも共通する資格について書こうと思います。


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