GDの勝ち方
就活生の自分(コンサルティング志望)が今現在気づいた、GD(グループディスカッション)の勝ち方を書いてみる。
➀書記とかファシリとかタイムキーパーとか役職はほぼ関係ない
それぞれの役職を経験したが、この役職をしたから受かった、落ちたというような共通点はあまりなかった。もちろん役としての力不足ということもあるだろうが、それよりも他の要因の方が大きいと体感している。よく「書記をとったら勝てる」なんて言われているが、それが通じるのは本当に限られた範囲だろう。むしろ役職にこだわって、役職戦争してる人の方が滑稽に映る。
➁兎に角は発言量、ただししゃべりすぎも注意
採用担当も人間なので、しゃべらない就活生の能力やスタンスを分かる人などいないし、大量の就活生の中でしゃべらない人を気にかけようともしない。まずは発言することで自分の存在意義を出していく。仮に議論に置いて行かれたとしても、それでも発言しなければ存在価値はない。注意として論点に関係ない話の展開をべらべらとするクラッシャーなる者も存在する。彼らは他者よりも知識量を持っているのは確かでそれを使ってつぶそうとしてくる。彼らの扱い方は置いといて、まずそのクラッシャーにならないようにはしなければいけない。もちろん「受かること」がゴールではあるが、その前に「グループとして良いアウトプットを作る」がゴールにあるから。
その上で発言する言葉は大きく以下に分けられると考える。
➀提案→こういう意見はどうですか!
➁疑問→それってどういうことですか?
③サマリ→つまりこういうことですね?
仮に提案ができなくても、疑問とサマリはできるし、それを繰り返せば提案は出てくるものだ。
③一番のスタンスとは
よく「他者を蹴落とす」「チーム一丸となる」など、GDにおいては対極となるスタンスがある。どちらが良いかは受ける会社次第と言われているが、個人的にはどうも納得がいかない。「チーム内で他者を蹴落とす」ことは本当に必要か?仕事においてそんなスタンスの人と一緒に働きたいと思わないだろうし、良いアウトプットも作れないだろう。逆に「レベル感が違うのにチーム一丸となる必要があるのか」という疑問もある。例えば全く発言しない人にわざわざ短い制限時間を割いてまで「〇〇さんどうですか?」と話を振らないといけないのか?これもまたアウトプットの質は落ちるだろう。
では、どのようなスタンスを取るべきなのか。結論としては「楽しむ」ということだと思う。これが第三の同じ粒度の選択肢になるかどうかは置いておいて、自分が受かったGDのほとんどすべてにこれが共通する。また、仕事上から考えても自分がうまくいっていたときや、尊敬する社員さんたちは仕事を楽しんでいた。仕事の縮図がGDとするならば、ここに真理があると感じる。楽しむためには自分が良い意見を言っていないといけないし、話の流れにもついていかないといけない、それに全員で認識をそろえて建設的な議論ができていないといけない。そうなると、上記の代表的な二つのスタンスは部分的には両方必要で他方では両方いらない箇所もでてくるのだろう。ベン図で表した時の共通集合を「楽しむ」とできたら良いのだろう。
まだまだ就活途中だが、一旦はこの楽しむということを意識して進んでいこうと思う。
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