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&act ( SaaS企業むけSaaS BI software)が生まれた背景

昨日、facebookに僕が数年振りに手掛けたプロダクトである &act について触れたところ数多くのお問い合わせをいただきました。(もうすぐサイト公開されますw)

国内ではまだ少ないSaaS for SaaSになるわけだけど、せっかくなので作ろうと思った背景をお伝えしたいと思います。

結論、僕はSaaS業界に寄与したいから &act を作りました。

僕は2019年4月にOneteamというホリゾンタルSaaSプロダクトを事業売却しました。その後、ボーッとできない性格なのか5月にはSaaS企業に特化して経営と事業双方をアドバイスし、伴走する会社を設立しました。

SaaSの誠実で嘘のつけない総力戦であるビジネスモデルが大好きで、丁寧に磨いて、ユーザーと共に成長することが醍醐味に感じて気がついたら10年以上どっぷりハマってしまってました。リクルート時代の2010年くらいからアトラシアン に魅了され、slackに2012年に魅了され、自分でもOneteamを2015年に設立し、気がついたらSaaSなんて言葉がない時からこのビジネスをしておりました。

deflagは公開しているサイトもなく僕と直接繋がれる経営者のみが紹介で契約を結ぶという我儘なスタイルでやっているものの、ご縁に恵まれ2年弱で勉強会なども含めると60社ほどのSaaS企業とお仕事を共にすることができました。常時15社-20社と週次でSaaSを構成するファネルすべての具体的な試作やその振り返り、事業計画、資金調達、組織体制、モニタリング体制構築、CSユーザースコア、プライシング、PMF伴走、PSF検証など。

最近はOpen8さんやThinkingsさんなど大型調達をされている企業様も増え、気がついたら2年弱で顧問先は100億円を超える資金調達を実施しております。

毎週20社前後の顧問先と年間通じて伴走しておりますと、自分の中にフェーズごとでの何に気をつけなくてはいけないか、調達時にはどんな指標が重視されるな、解約率はこの金額と顧客セグメントだとこのレンジに収まってないといけないな。とかちょっと怖いんですけど見えてくるようになりました。事業計画と伸び率と解約率と単価見ると大体その会社が組織課題などまで透けて見えるようにもなってしまいました。。。

もっと、相対的な軸をSaaS業界にもたらしたい

僕は好き嫌いが激しく、全く持って番人受けるするタイプでもないので、顧問先は自分が選ぶくらいでやっております。相性が合わない人とやっても毎週顔合わせるのが嫌になるし、仕事が楽しくなくなるので。でもSaaSは好きなので顧問やコンサルという形ではなく、遠心力を聞かせたレバレッジできる物を展開したくなりました。僕の脳味噌がsoftwareを通じて多くの人に使われれば良いなーと。

経営と事業と実運用者と伴走し続けてきたからこそ、その視点を大切にするデータ基盤を構築したい。そしてSaaSってDXのど真ん中のはずなのに、1社もデータ基盤を整備できている会社がなかったことに着目し、SaaSの主要KPIと事業計画、そしてファネルの生産性までもが「作り込む必要なく必要なdashboardが全て搭載されている状態」で提供したいと考えました。

SaaSの重要指標や事業計画との差分、ファネルごとの予実と生産性はもちろんのこと、実はプライステーブルごと、顧客セグメントごと、集計したい期間ごと、中央値、平均値、移動平均まで集計してくれますw 解約もコホートでも分析してくれます。

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おかげさまでClosed βでもすでにお客様と磨き込みが行われ、現在導入オンボーディングのテストフライトを重ねております。あまりSaaS指標も経営指標も管理していない会社向けにもテンプレートなどもご用意しております。

また、SFDCなどを活用されている企業様向けに当社が独自開発したsalesforce連携ツールにて連携を実現しております。今後はより他のプロダクトとの連携などを強化して参ります。

将来的には、相対的データの発表をowned mediaを通じて発進して行きます。LTV/CAC/Unit Economicsのみならず、プライシングとchurnの関係性や、企業フェーズごとにChurnやGRR・NRRがどう推移していくのかなど、日本のSaaS企業の健全な発展に寄与する所存です。3月には正式に皆様に詳細をお伝えできると思いますので楽しみにしてください。

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