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「組織を芯からアジャイルにするWeek」に参加してきました!

2023/4/24~4/29で開催されていた、「組織を芯からアジャイルにするWeek」に参加してきました。記録のために残したいと思います。いつも以上に雑多に書いているので読みにくいかと思いますがご了承ください。

参加した日はいつ?

4/24:家族の都合で不参加
4/25:前半のみ参加(かつ仕事してたので話半分で参加。うぅ、もったいない)
4/26:頭痛でダウン(この日しんどかった・・・)
4/27:ようやくちゃんと参加!(でも前半だけ)
4/28:家族の都合で不参加
4/29:フルタイム参加!

こうして振り返ってみるとほとんどまともに参加できてないなぁ。
今週は、あじゃてく読書会(マネジメント3.0)・ゆるふわ輪読(Fearless Change)・スクラムマスターズナイト、と盛りだくさんの中、できる限り参加できたので、100点とする!

各セッションについて学びや感想

主体性はどのように向上させるのか〜自分と組織を変えたきっかけ〜

HiTTO株式会社の営業チームのマネージャーの花田さんのお話。
営業時代に「革靴」で殴られた経験から、そういう組織を作りたくない、という思いから、今のマネジメントにつながっている、という衝撃的な話からスタートしました。
テレサ・アマビールさん著の「マネージャーの最も大切な仕事」の書籍によると、パフォーマンスを最大化するために最も重要なものは「進捗支援」という話はびっくりで、私は「対人関係」だと思っていました。書籍はこの瞬間すぐにポチりました。
マネージャとして背中を見せればみんなが付いてきてくれる、と思っていた。しかし、うまくいかなかった。うまくいかない経験から、メンバーが主体的に動けるように仕組みづくりをしていった、という話は、スクフェス福岡で私が話した内容に通じるところがあり、共感しまくりでした。

組織の芯に社内勉強会を宿す新20の作戦

小泉さんと佐々木さんのお話でした。小泉さんの発表している姿を見て、アジャイルコーチとスクラムマスターの集いの時に、小泉さんが社内勉強会を広めたい、という話をしていたのを思い出しました。あの日、小泉さんにめちゃめちゃ偉そうなことを言ってた気がしますが、シンアジャイルの発表を聞いて、当時の自分を叱ってやりたくなりましたw


まず初めに、20の作戦についての説明でした。どのパターンも説得力があって、これで書籍出せるんじゃ無いかと思いました。小泉さんが39人まで社内コミュニティメンバーを増やした、という話を聞いて、またまた恐れ多い気持ちが深まりました。。。
お二人が社内のコミュニティを活性化させるために思考したこと、実行したことがしっかりと言語化されていてスゴイなと思いました。

老舗のジャーニー

五十嵐製箱株式会社の五十嵐さんの発表です。
老舗の家業が「カイゼンジャーニー」に出会った!との、なかなかインパクトのある話と、私の身近でも、家族と仕事が一緒になっているのが辛い、という話があり、辛さへの共感と、ですぐにお話に引き込まれていきました。
老舗の職人気質の人たちをいかにして巻き込むかの工夫の話など、発表の中では簡単な説明でしたが、五十嵐さんの工夫や努力は大変なものだったのだろうなと想像しながら聞いていました。
日本には家業の老舗がたくさんあり、他の老舗にも五十嵐さんのカイゼンジャーニーを伝えて行きたい、というお話は胸熱でした。

マネージャー視点 組織のアジャイルについて

京セラコミュニケーションシステムの佐々木さんの発表です。
話がうますぎるし、スライドもうますぎるし、絵もうまい。けど、謙虚な感じがまた良くて、弟子入りしたいと思いました。
5つの価値基準は容易に獲得できるものか?「マインドセットを変えること」=「文化を変えること」でそこから目を逸らしてはいけない。佐々木さんはそこから段階的に価値基準を獲得することに舵を切ったそうです。私は「価値基準なんて、やってるうちに獲得できるでしょ〜」的なしょうもないマインドで、あまり意識したことが無かったです。価値基準を大事なことと、あらためて胸に刻んでおこうと思いました。

アジャイルを推すことの難しさと楽しさについて

リコーITソリューションズのちんもさんのお話でした。ちんもさんもアジャイルコーチとスクラムマスターの集いでお話しさせていただいた方だったので、楽しみにしていました。
ちんもさんもいきなり面白い雰囲気で始まったので、これまた引き込まれていきました。(この日引き込まれすぎw)
「組織はエンゲージメントの異なる人たちで形成されている」というのが良い言葉だなと思いました。モヤッとなんとなく理解していたけど、それが言語化された感覚でした。エンゲージメントについて日々考えて、エンゲージメント高める努力をしなきゃ、と思っていた私ですが、一歩引いて、エンゲージメントが異なる人たちを受け入れなきゃいけないんだな、と学びました。
ちんもさんの説明の中で最も印象的だったのは、「SECIモデルを場の表現で解釈する」話でした。プロセスの話として定義されているSECIモデルを場で表現されることによって、より解像度を高めることができるんだと分かりました。今まで自分自身が活動を言語化してこなかったことについても見直すきっかけにもなりそうです。
組織を変えるのは大変だけど、「知らないところで誰かが行動してる」ことがあったりして、嬉しい感覚になる、という点、すごく共感できました。自分の嬉しい感覚に常に触覚を伸ばして生きていたいなと思いました。
ちんもさんの発表見て、アジャイルを長く推進している方々は共通の独特の「良い」ゆるさがあるなーと思いました。

市谷さんのクロージングキーノート

かの有名な市谷さん。でも、実は市谷さんの発表聞くのは初めてでした。
前半は組織を人と捉え、「意図」「方針」「実行」のフィードバックループを回していくことが大切という話でした。この点もしっかりとモデル化して表現することで、今ループのうちのどんなところにいるのかを認識することが大切なんだなと思いました。また、3つのうちのどれかが機能しなくなったり、過大になったりすることが、組織の誤った状態を導くということもしっかり頭に入れておきたいと思いました。組織が大きくなると、「方針」が決め事になって、「誤った常識」になっていき、そして組織が腐っていく。これは過去に大企業に勤めていた私としては、とても実感のあることで、聴きながら「うんうん」大きく頷いていました。
後半はアジャイルな文化を広げていく話。「アジャイルな文化への変革、それを支えてくれたのもまたアジャイルだった」忘れたくない素敵な言葉です。誰かが組織に鼓動を打ち続け、血液として「関心」「熱量」を通わせ続ければ、きっと他の誰かがその鼓動に応えてくれる、今思い出しても、熱くなる言葉。そして芯はそれぞれの組織にある、そして人にもある。
自分が変わるとチーム、組織、世界に届く。

後半、胸熱すぎて泣きそうでした。

まとめ!

それぞれの発表者の方々の組織変革への熱い想い。
それぞれのシンを求め続ける姿。本当に素敵な話ばかりでした!

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