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ライフストーリー・スピーチイベントに参加してみた話

ミスiDで知り合った女性からスナックのママへ。

スナックのママからライフストーリー・スピーチイベントの主催者さんへ。

稀有に感じるつながりから、
カメラマンとして、ライフストーリー・スピーチイベントに参加することになりました。

恥ずかしながら、
会がスタートするまでは、カメラの調整のこととか、画角のこととか動線のこととか、それくらいの考えで。

主催者の人が、ライフストーリー・スピーチイベントに関して説明してくれて、
あれれ?これって、私もお仕事でやっていることと似ているのでは?と思い、
アイスブレイクがあり、皆さんの自己紹介を聞いてみて、それは確信になりました。

スピーカーのお三方は、かなりの時間を掛けて、この日のためにお話を用意してくださったそうです。

一人ひとりのお話を聞いてみて。

私の人生ではないんだけど、共感したり、感動したり、クスッと笑えたり。
撮影もあったので、100パーセントスピーカーさんの顔を見て話を聞いてというのは難しかったのですが、とても良い機会だったと思います。

なぜなら、
人って自分語りをする場所って少ないじゃないですか。

若い子たちって、Twitterだったり、SNSで隙あらば自分語り(隙自語)をすることはあるんだけど。

それって、みんなが自分の顔を、目を見て、話を聞いてくれるとは限らないんですよね。

自分語りをする場所はあるかもしれない。

だけど、それを、誰かが"本気で"聴いてくれる場所が少ないことが問題だと思うんです。

自分のお仕事の話になりますが、
ストレングスマッピングシートと言って、
自分の夢だったり、病気のことだったりを、ありのままを書くツールがあるんです。

私たちはそれを、そのまま聴いて、何が正解だとか不正解だとかではなく、
うんうん、それってストレングス(強み)だよね、と関心を持って聴くんです。

他者に関心を持ってもらうことって大切だと思います。

アルコール依存症の治療では、
アルコール依存症の患者さん同士が、自身のありのままの体験を聴き合うというプログラムがあります。

他にも、自助的なプログラムはたくさんありますが。

"自己"を受容してくれる"他者"がいることは、
当たり前のようで当たり前ではないんですよね。

私が今回、ライフストーリー・スピーチイベントに参加してみて、面白い!と思ったところは、
聴き手の皆さんが、スピーカー一人ひとりにメッセージカードを書いて渡すんです。

主催者の人は、それを"ギフト"と呼んでいました。

聴いてもらって終わり、ではなく、
ギフトとしてメッセージを貰うことも、
このイベントの中で重要なものだという風に感じました。

私もスピーカーやりたい気持ちもありますね。

カメラマンとしてのイベントへのお呼ばれでしたが、私もたくさんの"ギフト"を貰ったように感じました。

この機会を、この体験を、お仕事にも活用していきたいと思います。

ライフストーリー・スピーチイベントにご興味が出てきましたという方々は、
良かったらコメントとかいただけたら嬉しいです。

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